老舗・・・日本橋

運動会まで2週間を切ったので、今日の練習は、入場行進から始まり、全体の流れをつかむために、多くの競技の練習ができました。

 

追い抜かされてやる気を失い歩く園児・・・これが、紅白対抗リレーだったので、他の園児からも「何やってるの!みんなの事を考えて、ちゃんと走って・・」と言われてしまいます。練習でも、失敗や負けを通じて、子どもたちは成長するのです。歩いてしまった園児は、きっと同じ過ちは繰り返さないでしょう。本番が楽しみです。

 

 さて、今日は、昨日の「おやじ園長日本橋ぶらり散歩」の話にお付き合いください。

 

日本橋というと、どんなイメージが浮かびますか?新宿、渋谷、銀座などのように、若い人が「ショッピングに行こう!」とは、なかなか思わないかもしれません。

 

でも、私のような世代には、「老舗」がたくさんあって、本当に居心地がいい場所です。老舗とは、長く続いた店や長く続いた商品を扱う・・・といったところでしょうか。創業300年の老舗の店と表現されます。そんな店が多いものですから、日本橋には、独特の重みがあります。そこが、たまらないのです。

 

今回の目的は、日本橋高島屋ショッピングセンターです。いかにも風格のある「本館」の隣に、モダンな「新館」が、今までの「老舗」日本橋と、これからの新しい日本橋を象徴するかのように建ち並びます。

 

もちろん、狙いは、若い世代の取り込みですが、今まで日本橋に来たことがなかった若者が、新宿や渋谷にはない、魅力にハマってくれたら、うれしいですね。長く続いたモノには、その理由があります。新しいブームにも理由がありますが、ブームはすぐに終わってしまいますね。

 

古き良き・・・と、モダンが融合しているのが、今の日本橋ですね。

 

また昔話で恐縮ですが、中堅営業マン時代、日本橋高島屋と日本橋三越本店の担当を任されました。高島屋も三越本店も、店に入るときは、地下からではなく、1階の正面から堂々と入店するようにしていました。老舗百貨店の重圧に負けないようにするためのルーティンでした。

 

くせ者バイヤー相手に、ほとんど負けてばかりでしたが、高島屋オリジナル商品を共同開発した時や、ギフトに強い三越のカタログのコマを増やすために、バイヤーと3時間話し込んだことなど・・・今の私を作る、大事な経験がたくさん詰まっています。

 

日本橋ぶらり散歩の話は、まだまだ尽きないのですが、今日は、ここらへんで終わりにします。老舗の商品のように、私たちは、その生き方でも、仕事の取り組み方でも、趣味でもいいのですが、継続してやり続けることを一つでいいので、作っていきたいですね。