シマリスの話

今日の屋上遊びは、さらに「楽しい屋上へ・・・」の取組みをしました。まずは、農作物の収穫用のコンテナボックスを9個設置します。これを使って、子どもたちはどんな遊びをするのか・・・楽しみに見守っていました。

 

子どもたちは、イスにしたり、階段にして、消化器BOXの上に登ったり、ボックスの中にヘルメットなどの小物を入れたりと、予想通り、新しいものに飛びつきます。これからの遊びの発展に期待します。

 

もう一つお楽しみを用意しました。台車を2つ連結させ、そこにロープをつなぎます。これで、トロッコ列車のような乗り物が完成しました。こちらは、子どもたちの「やりた~い!」が、いっぱいで、大賑わいです。台車には、5、6人の園児が乗り、ロープを2人で引っ張ります。乗る方も引く方もどちらも楽しいので、屋上遊びの時間、ずっとやっていた園児もありました。

 

いつものように、自転車&三輪車、砂場遊び、しゃぼん玉、チョークでお絵かき、魚のエサやりなどをする子どもたちも含めて、屋上は、遊びの宝庫となりました。それでも、この広いスペースをもっと楽しくしていきます。

 

さて、今日は「シマリス」の話です。背中にある縞模様とどんぐりを食べる時に頬をふくらませるのが、とてもかわいいリスです。土曜日の課外授業で、小学生と年長園児を連れて、「りすの家」がある「さいたま市民の森」に行きました。

 

「りすの家」には、約100頭のシマリスが、放し飼いにされています。カラスなどの鳥対策で、天井にはネットが張っていますが、子どもたちは、すぐ目の前でリスを観察できるので大喜びです。

 

「リスはかわいいなぁ~」ぐらいの知識しか持っていなかった私は、思わずリスの勉強となるのです。

 

ここにいるリスは、中国からのリスで、日本の固有種は、北海道の「エゾリス」だけだそうです。ペットで飼いきれなくなった、外来種のシマリスが、森の自然や生態系を壊しているという問題があるとのこと。

 

シマリスは、どんぐりだけを食べているイメージですが、実は雑食性で、木の実だけでなく、草、花や虫も食べます。カマキリも食べるそうです。シマリスは、木の上だけでなく、土の中に巣穴を作って生活し冬眠をします。

 

繁殖期は、冬眠が終わった春で、メスは2~6頭の子どもを産みます。世界には、シマリスだけでも20種類以上はいるそうです。

 

どうですか・・・シマリスの基礎知識編でした。