緑のトマト

今日も、さいたま市の保育園、実践報告会に出席しました。先回の報告会でヒントをもらい、屋上遊びに、農作物収穫用のコンテナボックスや、台車を連結させロープをつなげた遊びを投入すると、子どもたちが次々と、自分たちの遊びを発展させていきます。

 

さて、今日の印象に残った発表内容の話です。

 

ある保育園では、裏庭を畑にして、子どもたちが農作物を作っています。4歳児は、ミニトマトを栽培しました。すると、2歳児の子が、まだ緑のトマトを収穫してしまい、4歳児は「ダメだよ!」と怒り、先生も2歳児に「やってはいけないこと」と話をしたそうです。

 

すると、2歳児は、泣き出すだけでなく、落ち込んだとのこと。そして、保育園が考えたのは、「赤でも緑でもなんでもいいから、好きな物をとってもいいよ・・・」としたそうです。

 

すると、小さい園児は、次々と緑のトマトを収穫します。職員が、緑のトマトに絵を描いて、「かわいいね!」なんて言いながら、楽しい時間となり、怒られた2歳児に笑顔が戻った・・・といった内容でした。

 

保育園の対応には、園それぞれの考えや、担当の先生の考え方も様々で、当然のことですが、1つの正解はありません。

 

しかし、私のモノサシでは、この対応は違和感でした。ホワイトきゃんばすなら、異年齢の関係が強いですので、寺子屋園児が2歳児に「トマトは赤くなってからとるんだよ」と収穫時に教えています。

 

もし、2歳児が緑のトマトを収穫してしまったら、「まだ食べられないんだよ」とか「赤ちゃんのトマトだからかわいそうでしょ」などと、その理由まで話をすることでしょう。

 

子どもたちが楽しく、畑での野菜収穫に関わることが、一番ですが、ルールややってはいけないことをその理由も含めて、子どもたちに教えていくことは、やがて子どもたちが大人になり、社会に関わっていくことを考えると、とても大切なことです。

 

最近の若い親や保育士の中には、「子どもに辛い思いをさせたくない」と考える人もいますが、逆に、ホワイトきゃんばすの保護者には、「我が子が、自分の思い通りにいかないことをたくさん経験してもらいたい。成功だけでなく失敗もたくさん経験して、立派な大人になってもらいたい」と考えるママやパパが多いです。

 

どうですか・・・「緑のトマト」の対応・・・あなたならどうしますか?