実践報告会から学ぶ

今日の屋上遊びは、ハイレベルな料理ごっこが行われていました。準備したのは、すり鉢すりこ木・大根おろし器・保育園の給食で使わなくなったカップや皿ザルなどです。

 

子どもたちは、木の実をすりつぶし、じゃがいも掘りで、割れてしまったじゃがいもをおろし器で楽しそうに、スリスリおろしています。水も自由に使えるので、カップのスープのトッピングは、菊の花びらです。

 

小学生が登園していたので、上手に園児を巻き込んで、素敵なランチプレートができました。来週からの屋上遊びが、さらに発展しますね。

 

さて、先日さいたま市の保育園による実践報告会が終了しました。公立の保育園を中心とした認可保育園18園が、テーマを設けて、今年度に実践した内容を報告するのですが、今回は7日間、すべての園の報告を聴かせていただきました。

 

ホワイトきゃんばすで行っている屋上遊びは、広く、自然環境に恵まれています。年長園児は全員、2歳児でも2人が補助なし自転車に乗れるのは、他の保育園ではありません。ファームも充実しています。

 

しかし、今回の実践報告会で、他の園で行っている、園庭遊びや自然を活用した取り組みを参考にして、さらに、子どもたちの遊びを発展させるヒントをたくさんもらいました。

 

どんな世界でも「井の中の蛙」ではいけませんね。今日のハイレベル料理ごっこも、他の園で取り組んでいることを参考にしました。もちろん、私は、必要な道具などを用意するだけで、子どもたちが考えた遊びを見守るだけです。たいがい、私が考えることよりも上をいっています。(笑)

 

実践報告会で、1つ注文をつけるとすれば、多くの園の発表が下手なことです。内容ではなく、プレゼンテーション能力です。民間企業で勤務をしていた私の目が、かなり厳しいものになっているのもありますが、原稿棒読みの発表には、いつも心の中で「おいおい、せっかく素晴らしい内容なのに・・・これじゃプレゼンテーションになっていないよ~」とつぶやいていました。(失礼)

 

プレゼンテーション能力がすべてではありませんが、これからの時代は、ますます人前で話をする力が問われます。保育園の子どもたちに、朝のインタビューや、運動会やクリスマス発表会の大舞台で、園児代表あいさつをしてもらうのは、その訓練でもあるのです。

 

おかげで、見学の保護者に、園長の説明をさえぎって、気軽にぺらぺら話しかける園児が多くて、困ることがありますが・・・(笑)

 

ともあれ、保育園施設は、ホワイトきゃんばすの他に山ほどあります。素晴らしい取組みを参考にして、ホワイトきゃんばすの取組みをさらに充実させていこうと思った次第です。