中学受験の新しい形

今日は、クリスマス発表会2回目のリハーサルです。昨日は、初めての場所に大泣きとなってしまった0・1歳児の園児たち・・・今日は、驚くべき事がおこりました。誰一人泣きません。

 

今まで、こんなスムーズに進んだリハーサルは初めてです。今日が本番でもいいくらいの完成度の高さです。本番では、客席に何百人もの保護者や卒園児が応援団として座ります。独特の緊張感で、空気もピリピリします。子どもたちの行動は、当日にならないと予測不能ですが、素敵なクリスマス発表会になる予感がします。

 

さて、今日は、私立中学校で、新しい受験スタイルが増えてきたという話です。

 

「たった数分の面接で、その子の良さが本当に出るのか。リラックスした普段の様子が見たい」と、ある中学校では、「小学校時代に取り組んできたこと」と「入学後に挑戦したいこと」を90秒以内で語る様子を保護者が動画で撮影し事前に提出するという入試を取り入れているそうです。

 

試験会場で理科の実験や観察を行い、分かった点や考えをリポートにまとめて発表する「サイエンス入試」を導入する中学もあります。

 

写真や資料を見て、テーマに沿って自由に話す「ストーリーテリング入試」に、出されたテーマについてグループ討論をしたり、新聞や雑誌の記事を題材に考えを書くような「グループワーク型入試」もあるそうです。

 

中学受験となると、どうしても、塾通いでテストの点数を重視する、認知能力が問われるイメージがありますが、入試に独自性を出すことで、経済的な理由で塾通いはせずに中学受験をしたという家庭までも新たな受験層として取り込む狙いがあるそうです。

 

子どもたちが、大人になり社会に出てから、活躍する人材は、必ずしも、学校での成績が高いとは限りません。私たちのまわりの「こいつスゲー」という人物が、これからどんどん増えていくには、こんな中学校の取組みが大切になっていくのかもしれません。

 

時代は、どんどん進んでいきますね。