今年最後の保育

今日が、今年最後の保育園です。朝の光景は、卒園児の小学生が小さい園児に絵本を読んでいたり、ほっこりするシーンがありました。そして、屋上遊びです。

 

先週のクリスマス発表会のリハーサルから、ずっとイベントが続いたので、約1週間ぶりの屋上遊びです。まずは、大きく育った大根の収穫です。園児の太ももぐらいになった大根をたくさん収穫しました。土が苦手な園児が、この春には何人かいたのですが、今では「大根収穫するぞ!」でダッシュでやってきます。全員が、大根畑に入って、収穫した大根大きさを競っていました。

 

大根の収穫が終わるとそれぞれの園児が、自分がやりたい遊びを楽しんでいました。コンテナボックスを組み合わせて、キッチンを作り、調理道具も用意して「牛丼屋さん」だそうです。

 

自転車をかっ飛ばし、台車カートで電車ごっこに古タイヤを軽々と転がす園児もありました。砂場でも料理が始まっています。チョークをもってお絵描きに夢中の子どもたちは、それぞれの年齢に合わせた芸術作品を描いていました。また、菊の花を使ったフラワーアレンジメントを小学生が3歳の女の子に教えています。

 

屋上の真ん中に立って、子どもたちを見ていると、遊びを考えて、遊びに夢中になる子どもたちの姿が、たまらなく素晴らしいのです。思わず、ビデオを回してしまいました。(笑)

 

今年最後の給食のメニューは、お楽しみ給食でしたが、昨日から煮込んだ大根を使った「おでん」です。予想通り、お代わりラッシュです。

 

そして、寺子屋の時間で、事件が発生しました。今年最後の寺子屋は、屋上で長ねぎを収穫しました。すると、夕焼け空に、何かが見えるではありませんか・・・

 

「えんちょうせんせい・・・流れ星が見えた!」と子どもたちが大騒ぎです。短い帯のような光る物体が、遠い空を横切っています。こうなると、子どもたちの好奇心が止まりません。

 

「UFOだ!」「いや隕石じゃないの・・・」とミステリー談義で盛り上がります。「園長先生が子どもの頃に見たUFOと同じ?」と、先日子どもたちに、私が子どもの頃のUFO体験を話したことを覚えていた女の子が聞いてきます。「園長先生が見たのは、もっと近くで大きかったなぁ~」と、私も一緒に盛り上がります。純粋な心を持つ子どもたちは、もちろん、UFOも宇宙人も信じています。

 

こんな感じで、今年最後の保育園も、子どもたちの笑顔と好奇心で満たされていたのであります。