体育とスポーツ

年が明けると、年長5歳児は、小学校就学に向けての準備として、「お昼寝なし」となります。そして、昼の時間は簡単な勉強をします。今日からお昼の勉強がスタートしました。

 

さいたま市内の小学校は、明日から新学期がスタートですので、今日は、卒園児の小学3年・2年の女子が登園してくれました。そして、お昼の勉強タイムでは、「小学校に入ったら・・・」という内容で、国語や算数の話をしてもらいました。

 

年長園児7名は、先輩の話を集中して聴いています。正直「小学校なんかに行きたくない。ずっと保育園でいたい」と言っている園児が数名いたのですが、こうして、先輩の話を聴いて、かなり背中を押されたようです。「小学生になったら、何をしようかな」というマインドに、全員がなってくれたようです。先輩の卒園児に感謝ですね。

 

さて、今年の大河ドラマがスタートしましたね。「いだてん」ですよ。大河ドラマでは、なかなか視聴率が取れないと言われる近代史の中で、日本のマラソンの父「金栗四三」と1964年初めての東京オリンピックの招致に尽力した「田畑政治」の2人を取り上げた大河ドラマです。

 

私は、どの年の大河ドラマも、肯定派ですので、今回も大いに期待をしていますし、初回から、この大河ドラマの大きなテーマが見えて、楽しくなってきました。

 

「スポーツ」は、当時の軍国主義と結びついた「体育」とは違うもの・・・現代に生きる私たちは、戦争も経験していませんし、スポーツと体育を分けるような考えはあまりなかったですね。

 

アジアの国として、日本が初めてオリンピックに参加するのですが、その中心となった、日本柔道の父「嘉納治五郎」の言葉が、グッときますね。

 

「国を背負ってだの、負けたら切腹だの。違うんだよ。平和の祭典なんだよ」というオリンピック精神をこの当時では、なかなか言えないですよね。

 

「楽しいのか・・・楽しくないのか・・・」

 

これは、今の私たちが、生きること、仕事をすることの判断基準としても、当てはまる内容でもありますね。

 

2020年の東京オリンピックを前にした、話題性重視の大河ドラマと思っていたら、大違いのようです。スポーツを通じて、世界の平和がどうあるべきか・・・かなり、重要な「問い」を今回の大河ドラマは、私たちに投げかけているようです。

 

今年も、日曜の夜を楽しませてもらうことにします。