小学1年生の生活への不安

今日は、4月からの新人園児が入園続きでやってきたのですが、そのママから「大きい子がいるのはどうしてですか?」との質問がありました。

 

今日も、卒園児の小学生が二人登園していたので、その説明をしました。現在、保育園や幼稚園の年長園児を持つ保護者は、我が子の就学に、不安な気持ちでいっぱいだと思います。

 

ホワイトきゃんばすの場合は、今日のように小学生が、土曜日や夏休みなど、小学校が長期の休みの時に登園するので、子どもたち同士での、小学校情報は、かなり詳しいことまでバッチリ伝わります。

 

しかし、保護者としてどうすればいいのか・・・小学校に入学すると、子どもだけでなく、保護者も園時代とは毎日の過ごし方が大きく変わります。いくつか、気になる点を挙げてみます。

 

小学生になると、毎日のようにプリントが渡され、持ち物チェックは、子どもだけでは無理ですね。親子での確認が必要になります。ある家庭では、玄関のドアに持ち物のメモを貼っておき、「ランドセルよし!水筒よし!」と声に出して登校前にもう一度子どもに確認させています。忘れ物が激減したそうです。

 

先生との連絡は、園時代と比べると、待っていても進まないことが多いです。保育園では、送り迎えの時に、職員が「今日の○○君は・・・」と何も聞かなくても情報が入ってきます。しかし、小学校では、1人の先生が30人以上を見るのです。連絡ノートなど書けません。ケンカなど、友だちとのトラブルがあった場合には、親が先生に相談するなどのアクションを取らないと、前に進まないことが多いですね。

 

PTA活動に対しては、忙しい中自分の時間がとられるとか、ウマの合わないママとの時間が苦痛になるといった、マイナスイメージが多いかもしれません。しかし、PTAに限らず、人間関係はどの組織でも、難しいのは当たり前と考え、少し発想を切り替えることをおすすめします。

 

PTA活動を通じて、学校の先生や、保護者とのつながりがプラスの働くことが多いのも事実です。なんせ、私も民間企業で働くビジネスマンだったのに、PTA活動を通じて、あらたな人脈ができ、今では保育園の園長ですから・・・子どもたちに関わる仕事をしたいと考えるようになったのは、PTA活動があってのことです。

 

私の話はこれくらいにして・・・どうですか、新しい環境を前に、緊張したり不安になったりするのは当たり前ですね。しかし、新しい自分が生まれるかもしれない・・・と考え方を少しだけ変えてみると、案外ワクワクドキドキになるのかもしれません。大丈夫です!