広島県福山市に「イエナプラン校」

今日の園長の課外授業は、川越市にある「伊佐沼」のアスレチックで、とことん体を動かしました。久々に穏やかな天気となった土曜日なので、ファミリーで賑わっていましたが、小学生と年長園児がともに、木とロープを使った遊具にはまります。最近ブームのボルタリングもあり、子どもたちの集中力はMAXです。(笑)

 

そして、伊佐沼では、小舟で漁をしているおじさんを発見。子どもたちは、何のためらいもなく「おじさん・・・何をとっているんですか?」と質問しています。

 

伊佐沼では、「マシジミ」の養殖をしているようで、アミを使ってシジミ漁をしていました。子どもたちに手を振ってくれるような、気さくなおじさんで、顔はよく日に焼けていました。

 

さて、このブログでも頻繁に登場する、イエナプランという教育システムですが、この4月に、長野県佐久穂町に、日本初のイエナプラン校である「大日向小学校」が開校します。ここは私立の小学校です。

 

そして、先日、広島県福山市で、公立のイエナプランの小学校ができることが、発表されました。広島県の平川教育長は、「これからの時代に求められる人材の教育のあり方の一つです」と、以前からイエナプラン校の県内での導入を検討していたそうです。

 

そして、先日行われた福山市議会の本会議の場で、三好教育長は「イエナプランは、一人一人の学ぶ過程を大切にする福山市の取り組みと方向性を同じくするものです」とし、3年後の2022年度の開校を目指し、福山市立常石小学校を新たなイエナプラン校の母体と決まりました。すでに、この4月から、試験的取り組みなどを積極的に行い、準備期間がスタートするそうです。

 

この3年、コツコツとイエナプランの勉強会に足を運んでいる、おやじ園長としては、本当にうれしいニュースです。異年齢の学び合いを保育園でも活かしていきたい。また、ホワイトきゃんばすで行っている異年齢保育での子どもたちの成長も、この勉強会で発信しています。

 

とても、前向きな小学校、中学校、高校の先生たちの話を聞くだけでも、私にとっては、貴重な時間です。

 

いよいよ・・・日本において、小学校の義務教育における「異年齢教育」が、広まっていきますね。子どもたちが大人になり社会に出れば、そこには、異年齢の組織やチームが待っています。コミュニケーション能力を磨くには、異年齢の環境が必要であることは言うまでもありません・・・日本の教育が変わっていくのです。楽しみですね。