「甘やかし」と「甘えさせ」

今日は、屋上ファームでジャガイモの植付けをしました。今、人気急上昇中の「キタアカリ」という品種です。男爵いもよりも甘さがあり、色も黄色に近いので、ホクホクとしているそうです。

 

ゴールデンウイークの頃に白い花を咲かせ、6月末には収穫の予定です。じゃがいも掘りをして、夏のプールに突入というのが、シナリオです。楽しみですね。

 

さて、「甘やかし」と聞くと、一般的に親が、お菓子やおもちゃなど、欲しがるものはちょくちょく買ってあげてしまう・・・とか、食事や着替えなど、親がすべてやってしまう・・・忙しいから、テレビを見せたりゲームをさせる・・・親が先回りして、問題解決してしまうことも、甘やかしですね。「どうせママがやってくれるから・・・」と、何も考えない子どもになってしまいます。

 

「甘やかし」は、結果的に親への依存が進み、子どもの自立が遅れることになり、ほとんどいいことはありません。どの親も、理屈では理解しています。

 

では、「甘えさせ」とは、どんな意味でしょうか。これは、子どもにとって甘えを受け入れてもらえることです。すると、子どもはママへの信頼感を得ることができます。

 

よく、お母さんは「安全基地」と言われます。信頼関係が築けると、「何かあったときはお母さんのところにいけば大丈夫」「知らない場所もお母さんがいれば大丈夫」と気持ちが安定し、何かにチャレンジしてみようと、できることが増えていくのです。

 

よくやってしまうのは、忙しい時に「あとでね」言ってしまいますね。「甘え」が受け入れられないと、不信感につながり、人とうまくコミュニケーションがとれなかったり、自分に自信がない子どもに育つと言われています。

 

「甘え」を受け入れられている子どもは、自発性、コミュニケーション能力、社会性が順調に育まれていくのです。子どもの甘えたい気持ちを受け止めることは、とても大切ですね。

 

「甘やかし」と「甘えさせ」の境界線を引くのは、親の仕事です。難しいですが、この2つを見極めながら、子どもと向き合っていきたいですね。