プールは学校外

今日は、今年度初めての体操教室です。新人の寺子屋3番の園児は、朝から異常な盛り上がりを見せてくれています。そして、真新しい体操着を着て、いざ体操教室へ・・・

 

バタバタしているところが目立つ新人さんたちですが、終わった感想は「楽しかった!」と全員が声をそろえます。おうちに帰っての報告が楽しみですね。 

 

さて、最近は、小・中学校に備えたプールの老朽化に伴い「プールの統廃合」が広まりつつあります。複数の小中学校が、バスを利用して自治体の室内プールを活用し、子どもたちの指導は、スポーツクラブを運営する企業などに委託するという流れです。

 

私が、子どもの頃は、冷たいシャワーに「キャーキャー」言いながら、夏休みも学校のプールに通い続けた時代です。しかし、学校のプールがなくなることで、職員はプール管理から解放されることになります。

 

「えっ~先生の仕事が楽になる~これでいいの!」と思ったあなた、少し待ってください。

 

学校のプールを使用するということは、経費がかかることやプールの管理だけでなく、子どもたちへの指導もしなければなりません。全ての先生が、水泳が得意とは限りませんね。また、天候不良の時の切り替え対応など、計画通りにいかないこともネックです。

 

それが、室内プールとなれば、年間計画も立てやすく、プロの指導者によって、子どもたちのやる気が引き出されることも考えられます。プールなら見学という中学生が増える傾向にある中、学校外の室内プールを活用することで、見学者が激減したそうです。 

 

保育園の体操教室も同じですが、いつもとは違う場所で、違う先生が専門的に教えてくれるという非日常感が、子どもたちのやる気スイッチを押しているのかもしれませんね。

 

どうですか・・・この流れは、間違いなく増えていきます。「子どもたちにとっての水泳指導」という視点で考えると、プラス面が多いような気がしますね。