おたまじゃくしがいっぱい

ゴールデンウイークは、全国各地で田植えが行われます。兼業農家にとっては、この休みの間に、田植えを終わらせようと奮闘されているのでしょう。昨日福島から帰ってきたのですが、水の張った田んぼから、カエルの合唱が・・・そうだ!おたまじゃくしを保育園の池で飼おう!と思い立ったのです。

 

我が家の子どもたちが、まだ小学生の頃によく通った秋ヶ瀬公園に、久しぶりに行ってきました。とてつもなく広い公園ですが、目指すは雑木林の中にひっそりとたたずむ、沼です。

 

場所によっては、ザリガニが多く住む沼と、おたまじゃくしがたくさんいる沼とに分かれます。ザリガニは大きくなったら、池の魚を食べてしまうので、今回は、おたまじゃくしとドジョウに絞り込みます。

 

アマガエルかトノサマガエルか、おたまじゃくしでは区別がつきませんが、おたまじゃくし沼(勝手に名前をつけています)には、「これでもか!」というくらい、おたまじゃくしがたくさんいました。

 

バケツいっぱい採集して、保育園の池に放します。カエルになって、どろんこ広場でケロケロ♪と鳴くカエルを探す子どもたちの姿を想像します。屋上遊びの楽しみが増えそうです。

 

そして、もう一匹…ビックな生き物を捕獲しました。そう、クサガメです。それも、25歳以上と思われる大型サイズです。クサガメは、頭に黄色の模様があるのですが、大きくなると、その模様が消えて真っ黒になります。このクサガメは、貫禄の黒光りをしています。

 

屋上のカメ池には、ニホンイシガメが住んでいますが、クサガメも仲間入りしました。ミドリガメことミシシッピアカミミガメは、イシガメやクサガメをやっつけてしまうので、カメ池では飼いません。

 

ひなたぼっこ中でも、人の気配を感じるとすぐに水の中に隠れてしまうイシガメと違って、クサガメはゆったりしています。こちらも、休み明けには、子どもたちのお気に入りになることでしょう。

 

ということで、今日は、久々に少年のように採集に夢中になりました。いい大人になっても、楽しいですね。(笑)