本当の正義

昨日セットをした水槽の生き物が増えました。川や沼で簡単に採集できる「モツゴ(クチボソ)」「スジエビ」に、屋上の池に住んでいる「メダカ」に「カダヤシ」です。あーだこーだ言いながら、子どもたちは、水槽の前から動きません。モグモグタイムで、冷凍赤虫を水槽に投入すると、魚たちが寄ってきて食べる姿が何とも言えません。

 

そして、今日は寺子屋で「ハロウィーンツリー」を完成させました。ハロウィーンツリーは、ホワイトきゃんばすオリジナルです。ツリーにジャックオランターンなどのハロウィーンキャラクターを飾り、写真を貼りました。

 

4月からの子どもたちの写真です。「サマーキャンプ楽しかったね」とか「プールでいっぱい泳いだね」「遠足のワニガメ怖かったね」「どろんこ遊び真っ黒になったね」「ナイトツアーでカブトムシいたね」「夏まつりお店屋さん頑張ったね」と楽しく回想しながら作業をします。今年も、立派なハロウィーンツリーができました。

 

さて、今日は「アンパンマン」の話です。

 

作者の「やなせたかし」さんは、若い頃、戦争を経験する中で「自分が生きる意味は何か」と考え続けたそうです。皆さんがよく知っている「何のために生まれて、何をして生きるのか、答えられないなんてそんなのは嫌だ」は、アンパンマンのテーマソングです。

 

やなせさんは、飢えていおる人がいれば飛んでいって自分の顔をちぎって助けるアンパンマンに、「正義を行おうとすれば自分も傷つくものだ。そういう捨て身の心なくして正義は行えない。アンパンマンにはそんな強いメッセージを込めた」と語っています。

 

武器を持って相手を傷つけることが正義ではなく、困っている人がいたら手を差し伸べること、人を笑顔にすることが本当の正義だということをやなせさんは、子どもたちに教えてきました。

 

さぁ~あなたとっての「本当の正義」は何ですか。自分で決めることですが、今日はじっくりと考えてみませんか。