生徒会活動

今日も屋上では、自転車の練習が活発に行われています。まだ寺子屋前の3歳女の子は、マイヘルメットを持ってきました。「このヘルメットをかぶって練習するの・・・」とやる気満々です。

 

ストライダーをスイスイ乗りこなすので、「自転車やってみるかい?」と誘ってみると、少しためらいます。昨日、自転車の練習で、スタートで転んでしまった事が、恐怖体験として残っているようです。こんな時は、本人のやる気を待つだけです。自転車に乗れるようになるのも、そんなに簡単ではありません。

 

さて、中学生になると、生徒会活動がありますね。学校によって、様々でしょうが、私の子どもたちが通った中学校では、中学2年生が生徒会長として、毎年2人以上が立候補します。当然選挙となるのですが、候補者は、きちんと選挙活動をし、「○○をして学校を盛り上げますので、私に一票を・・・」みたいな演説もあるそうです。

 

ある中学校は、生徒会役員が、生徒の悩み相談に応じるカードを生徒に配布するなど、自主性を重んじた活動を続けています。月1回の朝礼も、整列から終了まで生徒だけで運営するそうです。始業式や卒業式では、校長挨拶だけでなく、生徒会長挨拶も行われます。

 

また、ある中学校では、11月に行われるマラソン大会をより良い大会にするにはどうするか・・・ を生徒会が中心となり、生徒全員が班ごとに分かれて意見を交わします。

 

「メッセージが書かれたゴールテープを作る」「コースの掃除をする」「地域の人が提供してくれる食事の後片付けを手伝う」などの意見が出てきます。「議論を通じて、案がどんどん良くなっていくのが面白い」とある生徒が言います。

 

生徒会活動などの特別活動は、個人の勉強と違って集団でなければできない活動です。1つの目標に向かって、みんなで議論をし、合意形成を図ることは、将来社会に出た後も大いに役に立つ経験であることは言うまでもありませんね。

 

中学生になれば、生徒に任せて、生徒が主体の活動がどんどん広がっていきます。そんな、中学校が増えていくとうれしいですね。