大学が地域貢献・地域連携

今日も屋上は気持ちのいい天気です。5歳男の子が「園長先生・・・カメが泳いでいるよ!」と大騒ぎです。「ミドリガメのおうち」のカメが、今日は活発にいけすの中で泳いでいました。冬眠からは目覚めているのですが、水温が低くまだエサは食べません。

 

今日は、カメたちを日光浴させて、いけすの掃除をしました。カメたちが気持ちよく泳いでいます。3歳男の子が、小さめのカメを持ってドヤ顔です。「クサガメのおうち」も建設中ですので、今年は、より深い亀の観察をしてもらうことにします。卵から赤ちゃんの誕生にもチャレンジしたいですね。

 

さて、小学校や中学校で、今の時代では当たり前なのが、「地域貢献・地域連携」です。地域の人たちとワンチームになって学校や子どもたちを育てていくというものです。

 

しかし、大学は専門的な学問の場であることもあり、地域との連携など、考えることもありませんでした。しかし、ある中学校では「一流に触れさせる」という考えで、「大学の先生による連続講座」というプロジェクトを行ったそうです。

 

エネルギー、環境、植物、農業などを専門に研究されている教授陣が、毎月1回、中学校で講義をするという夢のような取り組みです。

 

最近では、大学でも今後のビジョンの一つに、積極的な地域貢献があるそうです。この取組みも、大学の地域貢献プログラムの一環ということで、「資料代」のみの費用だそうです。

 

小学校・中学校の教育は、教科書を一年間で終わらせなければいけないというノルマもあって、どうしても目先の学力に翻弄されてされてしまいます。

 

しかし、大学・研究所・アスリート・芸術家などの一流に触れさせることで、自分がやってみたい学問の世界に目覚めさせる突破口になるかもしれません。非日常の学問経験ですね。