子どもが自分で考える

昨日は3月末の突然の雪に、びっくりしましたね。桜が満開になった後の雪も驚愕ですが、保育園の屋上では、すでにチューリップが咲いています。まだ雪が残っていたので、雪景色にチューリップというあまり見ることができない光景となりました。

 

子どもたちは、残り少ない雪を集めて、「冷た~い!」と叫びながらも大喜びです。雪に対する思いは、大人と子どもでは180度違いますね。(笑)

 

さて、今年度もあと2日となりました。保育園は、卒園式が終わっても、年長園児は3月31日まで登園します。

 

この1年のホワイトきゃんばすでの保育を屋上遊びをする子どもたちを見守りながら振り返ってみました。

 

「先生・・・○○していいですか?」「先生・・・○君と△君がケンカしています」「先生・・・□君が一緒に遊んでくれません」

 

特に、年長や年中園児が、こんなことを先生に頻繁に話すような保育園は、子どもたちが、自分で考えることが少ない保育園だと思っています。

 

普段から、先生がこと細かく「○○しなさい」と指示を出すことが多かったり、子どもの疑問にすべて先生が答えてしまったり、子ども同士が話し合ったり解決しようとしている時に、先生が間に入ってしまったり・・・

 

この1年で、子どもたちが自分自身で考える機会を奪っていなかったか?

子どもたちが、「自分で考えて自分で答えを出すよう」なアプローチができていたか?

 

もちろん、ホワイトきゃんばすの6人の先生たちのアプローチは、金太郎飴のように同じではありません。目的は一緒でも手段は別です。私も含め、それぞれの先生たちが、子どもたちが自分で考えて育っていくようなアプローチにどれだけ磨きをかけることができたか・・・

 

決して、正解が一つのアプローチではありませんが、ホワイトきゃんばすの「核」となる大きなテーマを忘れることなく、保育の質をあげていかねば・・・と思う次第です。