緊急事態宣言

ここ数日、世の中は、情報が二転三転する状況となっていますが、そんなバタバタをあざ笑うかのように、屋上のチューリップは美しく花を咲かせています。2歳女の子が、何の疑問もなく赤いチューリップの花を摘んでいました。「ちょっと待った!」と職員が、何とか1本で食い止めて、保育園の一輪挿しで愛でています。もちろん、子どもには罪はありません。きれいな花を摘みたいという純粋な気持ちです。ムスカリもよくやられます。(笑)

 

そして、今日は何と、桑の花が満開になっているのを発見しました。桑の花は、チューリップのように鮮やかではなく、地味な花です。ただし、この花がやがて、実となり、おいしいマルベリーとなるのです。

 

「この花がマルベリーになって、6月になると食べられるよ~」と子どもたちと観察します。昨年から、屋上の桑の木に実がなるようになりました。子どもたちの屋上遊びの大事な「おやつ」になっていたので、今から子どもたちは待ち遠しい気持ちになっているようです。

 

さて、本日7都府県を対象に、緊急事態宣言が発令されました。「国民の皆様には冷静な対応を!」と「緊急事態宣言」という重みは、相反するものなので、なかなか両立させることは難しいですが、5月6日までの1カ月間、冷静に辛抱しなければなりません。

 

「自分の命」「家族の命」「大切な人の命」を守る・・・これが、大きな目的であることを受けとめて、これから具体的に示される内容について、受けとめていくのです。

 

さいたま市の小学校の入学式が中止になり、クラス発表と教科書を受け取るのみとなってしまいました。明日は、その春に卒園した園児の多くが、ランドセルを背負って保育園にやってきますが、大いに祝おうと思っています。