発酵食品パワー

何と、今日もミドリガメの赤ちゃんが2匹・・・ミドリガメのおうちのいけすで、プカプカ浮いていました。甲の大きさ3センチのかわいい3匹が、保育園の飼育ケースに集合しました。

 

秋にメスが土の中に産卵し、卵のまま越冬したのでしょう。4月か5月に土の中でふ化した子ガメが、いよいよ地上に出てきて、いけすの中に飛び込んだのでしょう。明日もまた、赤ちゃんカメが出てくるかもしれません。

 

今日から、子ガメの「里親」を募集しています。園児たちは、「飼いた~い」と言いますが、ここは保護者の判断です。カメを飼う生活を始めるのもいいかもしれませんね。

 

さて、私の長女が、先日「レモン酢」を作っていました。これで、健康とダイエットの二兎をものにしようという考えです。今日は、発酵食品パワーで、コロナをやっつけよう!という話です。

 

しょうゆ・みそ・酢・みりん・納豆・漬物・カツオ節・ヨーグルト・チーズ・パン・日本酒・焼酎・ワイン・・・もう挙げればキリがないほど、私たち日本人の食生活は、発酵食に囲まれています。ご存知のように、乳酸菌や麹菌などの微生物や菌の働きによって栄養成分が増え、素材のうま味がアップ。さらには、腸内環境を整えて免疫力を高め、健康や美容にも効果的とくれば・・・発酵の力は、とにかく凄い!のです。

 

人類と発酵の付き合いは非常に長いのですが、最古の発酵食品といわれるのが「酒」ですね。発酵食品が発達した主な理由は、食材の保存のためです。人間は食いだめも冬眠もできないので、その土地の食材が使われた発酵食品が広がったのです。

 

発酵を促す微生物は、大きく分けて3種類だそうです。乳酸菌や納豆菌などの「菌」、麹をはじめとした「カビ」、そしてビールやパンに使われる「酵母」です。この発酵のメカニズムは、私にはよくわかりませんが、「時がおいしくさせる」という過程が、なんともロマンを感じますね。

 

日本のように高温多湿な場所では、発酵食品が多様さを生み出し、1000を超える発酵食があるといわれています。「微生物・食材・風土」という3つの要素が複雑に絡み合っているのが魅力でもあり、郷土食に発酵食材が多く使われているのも、その場所で生きる微生物を使って、そこで採れる食材を土地の気候で発酵させる・・・ますます食べたくなりますね。(笑)

 

発酵食品を多く食べる習慣で、美味しさと健康の二兎を追うことにしませんか。