アサガオに体内時計!?

今日は、ピクニックランチです。梅雨が明けて青空の下で・・・とはいきませんが、子どもたちの楽しみは、天気よりも「ママやパパが作ったお弁当をみんなで食べる」ことが大きな目的です。6歳男の子は、自分で作ったスクランブルエッグをお弁当に入れました。

 

3歳児以上の寺子屋園児18人が、屋上の真ん中で丸くなって、わいわいガヤガヤ・・・ママやパパ(2人の園児の弁当が、パパママの共同作品でした・・・)への感謝の気持ちもたくさん伝わってきて、とても素敵な時間でした。

 

さて、屋上のスイカ畑の中で、野草に混ざって「アサガオ」が花を咲かせていました。昨年の花から、自然と種が落ちたようです。

 

はい。子どもたちの行動は「色水作る!」と、すぐに、アサガオの花びらを取って、青い色水を作って、大満足です。ママにプレゼントすると、何人もの女子が、お土産に持って帰りました。

 

そのアサガオですが、私たちの知識では「名前の通り、朝に咲く花だからアサガオ」と思っていますね。実は、必ずしも朝に咲くわけではないそうです。

 

生き物には、1日と同じほぼ24時間のリズムを刻む時計のような仕組みがあります。体内時計といい、夜になると眠くなり、朝になると目覚めるのも、この仕組みが働いているからです。植物は、体内時計のほかに、光を感じる特殊なたんぱく質も持っていて、アサガオは、日が沈んでからの時計を計り、約10時間後に花を咲かせるそうです。

 

今の埼玉県の日の入りは、午後6時台です。暗くなったと感じたアサガオは、約10時間後の午前4時台には開花するよう体内時計を合わせているのです。つまり、今日子どもたちが色水にしたアサガオは、まだ暗い4時頃に花を咲かせていたのです。

 

どうですか・・・今日から「アサガオ」についての常識は、「朝咲くからアサガオではなく、日の入りから10時間後に咲く花」と覚えましょう。うんちくが1つ増えましたか?