父 墓に入る

久しぶりにお日様が顔を出してくれました。暑くなりましたが、やっぱり、夏はこうでないと・・・ですね。

 

今日は、父の四十九日法要と納骨を行いました。葬儀の時にお世話になった僧侶が、今日もお経を読んでくれます。「ご時世ですので、マスクを着用させていただきます。お聞き苦しい点もあろうかと思いますが・・・」と、お坊さんも、今は、マスクを着けてお経を唱えるのです。

 

2年前に母が亡くなって、建立したお墓に、いよいよ父が入ることになりました。墓石屋さんが、パラソルを立てて、暑さ対策を施していただきながら、母の骨壺の隣に、父の骨壺が並びます。

 

あちらの世界で、おやじとおふくろの生活が始まると思うと、少しホッとしたのが、正直な気持ちです。

 

法事の後ですので、親戚が集まり、木曽路で食事となりました。こんな時でないと、「木曽路のしゃぶしゃぶ」など食べられない・・というのが、私から見た木曽路のポジションです。

 

これは、あくまでも仲居さんとの雑談話ですが、コロナ騒動で、お店も1カ月閉店したそうですが、実は、ここ数年売り上げ不振が続いているそうです。

 

車で街道を走っていると、様々な「じゃぶしゃぶ食べ放題」のお店が目に付きます。保育園の近くのバイパスにも数年前に、人気の店ができました。私は、年齢的に食べ放題の店は勘弁なのですが、家族でよく出かけるという保育園の親子は多いですね。

 

その通りで、木曽路からファミリーのお客様がほとんど消えてしまったそうです。木曽路で夕食は、値段が張りますが、ランチなら手が届く値段です。しかし、ランチの客も食べ放題に流れてしまったようです。

 

現在は、コロナの影響で、持ち帰り用のお弁当が、予想以上に売れて、客間の一部屋が、弁当用資材置場になっているそうです。厨房はてんやわんやのようですが、やはり、客単価はダウンしており、売上は厳しいとのことです。

 

外食産業に限らず、あらゆる業種で、「ずっと未来まで安泰」はありません。ピンチを迎えた時に、どうやって、切り返すか・・・保育園の子どもたちが、困難に直面した時に、どうやってその壁を乗り越えるか・・・と、全く同じです。

 

おやじの納骨の話から、横道にそれてしまいました。