「いじめ」と「いじり」

今日も保育園の中は、J-POP伝説の名曲が流れます。「渡辺美里 My Revolution」「プリンセスプリンセス DIAMONDS」「パフィー アジアの純真」「THE BOOM 島唄」を口ずさむ園長に、「???」の子どもたちです。(笑)

 

さて、テレビのバラエティー番組を見ていると「いじられキャラ」のタレントが頻繁に登場します。一般社会でも、例えば職場の中でも「いじる」「いじられる」行為が、当たり前に認められていますね。

 

私もサラリーマン時代は、「いじられキャラ」の部下を使って、ミーティングで笑いをとることは日常茶飯事でした。もちろん、部下に対して「いじめ」「パワハラ」という認識は、これっぽっちもありません。「いじられキャラ」の部下も、それを受け入れていたような気がします。

 

しかし、子どもたちの日常では、テレビタレントの言動に影響を受け、学校生活での人間関係にもこのスタイルが持ち込まれます。

 

しかし、学校の先生に限らず、私たち大人は、テレビ画面の向こう側で起きている行為は演出であり、学校生活で是認するものではありませんね。

 

大人の世界でもそうですが、学校などで、「いじられキャラ」など、一度定着したキャラクター変えることは簡単ではありません。この構図は、「いじめ」と同じです。

 

私たち大人が気をつけないといけないのは、子どもの中に特定の「いじられキャラ」をつくり出し、笑いを取るようなことがあってはなりませんね。おやじ園長も十分に気をつけます。