バッタ捕りに夢中

今日の運動会の練習は、ダンス「WAになっておどろう」を1・2歳児も含めて全員で踊ってみました。ふだん寺子屋園児が練習している姿を見ながら、一緒に踊っている2歳児女子は、完成度が高かったですね。本当に楽しみになってきました。

 

そして、寺子屋の組体操の練習は、今まで教室内で行っていましたが、今日から、西文グランドで裸足になります。本番と同じ環境で、運動会当日まで、日々練習を積み重ねていきます。

 

さて、私が子どもの頃は、草むらがいたるところにあったので、「バッタ捕り」は、大好きな遊びの一つでした。トノサマバッタを追いかけて、それをつかまえた時には、「やったぜ!」と雄たけびを上げたものです。クワガタで言えば、「ミヤマクワガタ」をゲットしたくらいの喜びです。(わかります?)

 

ということで、今日の寺子屋は、屋上でバッタ捕りをしました。バッタは、夏のイメージが強いかもしれませんが、9月が一番のシーズンです。親子遠足でお世話になった、北本自然観察公園でも、9月にバッタ採集のイベントが行われたそうです。

 

子どもたちは、虫アミと飼育ケースを持って、まずは、どろんこ広場の草むらへ走ります。6歳男の子が、「ぼくは、アミなんか使わないで手で捕るよ」と頼もしいことを言ってくれます。

 

そして、最初にキリギリスの仲間をゲットしたのが、5歳女の子です。それは、「ドヤ顔」です。すると、同じ女の子が、昨日芋掘りをしたさつまいも畑で、意外にも「アマガエル」をつかまえたのです。池のおたまじゃくしがアマガエルになって、どうやら、さつまいも畑を散歩していたようです。女の子は、それはもう目玉が飛び出るくらい興奮しています。

 

次は、コオロギを見つけました。子どもたちにとっては、この黒い生き物が、ゴキブリのようで不気味に感じるようですが、見事ゲットします。すると、素手の男の子が、かわいいイモムシをゲットしました。そうです・・・「しゃくとりむし」です。歩き方に特徴があって、愛嬌たっぷりのイモムシです。

 

ななつ星てんとう虫も見つけました。シジミチョウには逃げられましたが、ようやく、オンブバッタをゲットします。

 

子どもたちは、それぞれ自分の飼育ケースの虫たちを自慢しながら、最後は、土や草をセットした大きな飼育ケースに虫たちを移動します。

 

今時の子どもたちは、虫アミ持ってバッタ捕りなど、なかなかできないですが、保育園の屋上では、そんな「昭和の時代」にタイムスリップです。大きな飼育ケースを抱えて、教室の中で1・2歳児も観察します。やはり、一番人気は「アマガエル」です。(笑)

 

いま、こうしてブログを書いている横で、コオロギが「リリリ~ん♬」と鳴いています。いい音色ですよ・・・秋の夜長を感じる至福の時間です。