発酵ジンジャーエール

連日の発表会練習で、子どもたちは、少しずつ劇のセリフを覚えていきます。大人の芝居のように、脚本が渡されて覚えるのではなく、練習を積み重ねる中で、そのまま暗記するように覚えていくのです。

 

子どもたちは、練習のことをおうちでママやパパに話をしているので、家族全体でクリスマス発表会を盛り上げてくれています。子どもたちの衣装作りのボランティアママも決まりました。12月19日の本番まで・・・ワクワクドキドキが続きそうです。

 

さて、さいたま市で、新しい事業が進められています。ショウガを使った発酵飲料「発酵ジンジャーエール」の醸造所が、来春さいたま市見沼区に完成する予定です。

 

ジンジャーエールは、ポピュラーな飲み物で私も大好きですが、発酵ジンジャーエールは、日本ではなじみが薄いですね。これは、17世紀の英国で生まれた飲料で、ショウガとかんきつ類、砂糖などを発酵させてつくるノンアルコール飲料ですが、発祥の英国では「ジンジャービア」と呼ばれ愛されているそうです。

 

私は飲んだことがありませんが、ノンアルコールビールのような感じでしょうか。とても、興味がわきますね。

 

日本の地方自治体では、農家の後継者不足で増え続ける、休耕田が問題となっています。さいたま市見沼区でも、いわゆる見沼田んぼの休耕田が激増しています。この見沼田んぼで、原料のショウガを栽培し、増え続ける休耕田の解消にもつながる事業となるようです。

 

インターネットで事業資金を募るクラウドファンディングも実施しているそうで、現在、目標の250万円を上回る400万円以上の支援が集まっているそうです。醸造所の建設が進み、来年2月にも操業を開始します。4月には、オンラインと飲食店で販売がスタートする予定で、すでに、市内外の飲食店など15店との取引が決まっているそうです。

 

見沼の農家にとっては、あらたにショウガの契約栽培で収入が増えるでしょうし、何と言っても荒れた田んぼがなくなることがうれしいですね。

 

そして、発酵ジンジャーエールという飲み物も魅力を感じます。こんなストーリーの事業は、どんどん応援したくなりますね。早く飲んでみたいです。