ジャムの法則

今日は、内向的な性格で、あと一歩で、自転車に乗れるという資質があるのに、欲がなかった3歳男の子が、職員の励ましで自転車に乗ることができました。寺子屋になる前の園児で、二人目の快挙です。お迎えに来たママも大喜びでした。男の子が、これを機に、積極性が高まると嬉しいですね。

 

さて、世の中、情報が溢れています。特に、SNSの普及に伴い、今後はさらなる情報の洪水となるやもしれません。私たちは、「選択肢が多ければ多いほど選択できない」という状況になっています。

 

この心理現象を「ジャムの法則」と言います。ご存知でしたか。

 

「豊富な選択肢は売上をあげる」という仮説を実証しようと、こんな実験が行われました。選択肢が多い24種類のジャムを並べたときと、選択肢が少ない6種類のジャムを並べた時の購入率や集客率を比較しました。

 

すると、驚きの結果です。選択肢が多いと集客は増えるが、購入者は少なく、選択肢が少ない方が購入者は多かったという結果となったのです。この実験から「ジャムの法則」と言われるようになったそうです。

 

「朝食でおいしいトーストを食べたいなぁ~それじゃ、何のジャムを買おうか?」と思って、ジャム売場に行ってみると、あまりにも多くのジャムが並んでいて、結局選べなかったという経験を私は何度もしています。「○○のジャムを買う!」と決めないと、なかなか買えない時があります。

 

この「ジャムの法則」を知っていれば、膨大な情報に出くわして、何を選んでいいのかわからなくなった時に、これらの情報を消去したり、分類したりして選択肢を減らせばいいのです。

 

人間という生き物は、特に男は、美人さんがたくさんいると、結局目移りしてしまって、誰も選べなくなるものですね。困ったものです。(笑)