朝補習という習慣

今日は、今年度初めての体操教室です。年少寺子屋3番たちにとっては、初体験です。体操着に着がえるところから、すったもんだです。(笑)

 

サーキットトレーニング・・・本来なら、寺子屋3番の活躍をビデオで撮影する予定だったのですが、それどころではなく、鉄棒にずっとフォローにつかないと大変です。(笑)コウモリという、肩幅に広げた両手の中に、足を入れてクルリと回転する、鉄棒の基本動作がまったくダメダメです。(笑)

 

もちろん想定内です。何回か練習するうちに、3番さんのうち半分が自分の力でできるようになりました。「よくできた!すごいぞ!」の魔法の言葉をかけると、満面の笑顔でやる気モードになる園児たちです。今日は、「体操教室・・・楽しい!」となれば、それで良しです。

 

さて、九州の公立高校では、知る人ぞ知る「九州名物・朝補習」があるのをご存知ですか。朝早く登校して、補習を受けるのが、当たり前になっているそうです。

 

「朝補習や長期休暇補習のおかげで、予備校に行かずとも国立大学に受かる学力が付く」と言われ、親にとっては、ありがたい習慣になっているとのこと。

 

ただし、その反面、九州の10代の睡眠時間は短いというデータが出ているそうです。6時間未満の者の割合を見ると、鹿児島県28.1%から、長崎県・佐賀県・宮崎県・福岡県の25.7%と、上位5位までを九州の県が占めています。(2019年厚労省データ)

 

朝補習がありがたいと思っている生徒や親がいる反面、朝早く起きて弁当を作る保護者にとっては、しんどいようです。正規の授業で居眠りをする生徒もちらほらとか・・・

 

う~ん・・・これは、授業外のことなので、参加は任意であることを徹底するのがいいとは思うものの、暗黙の了解で強制にしないと、なかなか実効性が上がらないのも事実ですね。「九州の伝統じゃ!」と息巻く、教育関係者もいるかもしれません。

 

私たちのまわりには、案外、当たり前に習慣化してきたことが、これからも必要か?と見直す習慣があるのかもしれませんね。