占いで新しい自分に出会う

保育園の屋上の池には、冬眠から目覚めたカメたちが顔を出し、うしガエル3匹がひなたぼっこをしています。子どもたちがエサやりを始めると、金魚がエサに群がります。カメも、いつの間にか何匹もあらわれて、パクリと食べ始めました。いよいよ子どもたちの生き物の世話が始まりました。

 

そして、昨日から新しく「めだかの学校」が開校しました。メダカ用の4つのミニいけすに、ヒメダカ・白メダカ・楊貴妃メダカの3種類が泳いでいます。メダカが産卵して、赤ちゃんメダカが生まれるシーンが見られるとうれしいですね。

 

さて、昨年12月22日、約200年に一度の大イベントがありました。木星と土星が重なる「グレート・コンジャンクション」が起きたそうです。そこで、「地の時代」から「風の時代」になったのです。

 

「地の時代」は、経済や権力、安定や積み重ねに価値があるとされていて、末期はそれが腐敗したり、限界がきて崩壊していきます。一方の「風の時代」は、場所や財産を問わず、人とのつながりが重視されていくといいます。

 

権力は腐敗し、年功序列は通用しないケースが増え、コロナ禍でリモートワークの波が押し寄せ、人とのつながりに飢えている・・・なんだか、現代の世相通りのような気がしてきます。

 

どうですか・・・この占い・・・信じますか?

 

今、再び占いブームが日本に訪れているそうです。かつての占いは、「本当に当たるか?そんな胡散くさい話など信じられないよ・・・」みたいな受け止め方が主流でした。しかし、今の占いは「当たりはずれ」を超えて、人生に物語をつける楽しみや、他者への共感にシフトしているようです。

 

高度経済成長期に目指した「成功や成長」という幸せの共通幻想を今は持てなくなりました。それぞれが、自分だけの幸せやファンタジーを持たなければならなくなり「私の正解は何?」と、迷って、自分の人生の延長線上を越えたところから、占いにヒントを求めていると言われています。

 

占いは、「自分で腑に落ちる何かがあればいい。結局は自分で決めないといけない。でも、考えを整理する助けになったり、心が軽くなる時があります」

 

どうやら、それぞれの人生にストーリーがあるけど、占いという要素で、自分の人生物語を作っていく楽しみを求めているのかもしれませんね。

 

私も、血液型・星座・誕生月などなど・・・自分の占い結果を気にしますが、悪いことはすぐに忘れて、良い事だけ受け止めるという都合主義です。(笑)

 

皆さんにとって、占いとは・・・どんなものですか。