新一年生への言葉

今日は、卒園児が小学校へ入学して最初の土曜日。6歳女の子が学童で登園しました。1年2組になった彼女は、クラスに知っている子はいません。入学式では、校長先生の言葉に、きちんと頷いて対応し、顔をまっすぐに向けて、堂々と歩いていたそうです。

 

そして、すぐに二人の女の子と仲良しになって、楽しく話ができたそうです。入園当時は泣き虫だった彼女が、保育園での集団生活で、自分の意見をしっかりと言えるようになり、小学校の入学式当日に、クラスの子と会話できるなんて・・・保護者もビックリです。

 

そして、今日のお昼寝タイムに、近くの公園に彼女たち小学生を連れて遊んでいると、何と、上尾から来た同じ小学1年生の女の子と意気投合し、手をつないですべり台を滑っています。コミュニケーション能力も確実にアップして、嬉しい限りです。

 

さて、そんな卒園児や保育園の園児たちには、自分の考えをしっかりと持ち、友だちと考えを交流しながら、さらに考えを広げて、自分なりの答えを出せるように・・・・と期待します。

 

今日は、あのベストセラーとなった、吉野源三郎さんの小説「君たちはどう生きるか」で、主人公のコペル君に、生きる上でのヒントをくれる「おじさん」の言葉を共有します。

 

「僕たちは自分で自分を決定する力をもっている。だから誤りを犯すこともある。しかし僕たちは自分で自分を決定する力をもっている。だから誤りから立ち直ることもできるのだ」

 

ここで、「おじさん」は、自分で考えることの大切さを強調しています。小学校へは、まだ2日間しか通学していない1年生ですが、失敗から立ち直る力を「自分で考える」という毎日の生活の中で、培ってもらいたいですね。頑張れ!です。