プロゴルファーを育てるコスト

今日は、ミドリガメのいけすに、赤ちゃんガメがプカプカと浮いていました。ベビー誕生です。生まれてから、暖かくなるまで、土の中で過ごし、テクテク歩いて、いけすにダイブしたのです。実は、赤ちゃんガメは泳ぎが下手なので、しばらくは、飼育ケースで育てます。子どもたちが、興味津々で赤ちゃんガメを観察します。

 

この春は、クサガメやニホンイシガメの赤ちゃん誕生も期待しているので、しばらくは、赤ちゃんガメが溺れていないか、しっかりとチェックです。

 

さて、松山英樹選手が、マスターズ・トーナメントで優勝してから1週間が過ぎましたが、これを機に「わが子にもゴルフをやらせたい」と考える親御さんが増えているそうです。ゴルフのジュニア専門スクールでは、明らかに体験入学者が増えているとのことです。

 

そこで、子どもをプロゴルファーにするためのコストはどのくらいかかると思いますか。

 

レッスン料が月に1万円、月イチで開催される大会の参加料1万円、道具代が10万円、その他、全国大会出場が5万円、週末に家族でコース5万円など、小中学生の時期でも年間100万円はかかるようです。

 

こう考えると、我が子がプロになるまでの費用は、ざっと1千万~2千万といったところです。もちろん、プロになれる保証はありませんね。そして、松山選手のような選手を育てる最も必要なものは、お金も大事ですが、一番は親のサポートです。地方移住も含め、どうやって練習環境を整えるか。そして、子どもたちの「うまくなりたい」という気持ちを持続させることができるか・・・松山選手も石川遼選手も、とにかくゴルフが大好きで、休みの日も練習場に行くそうです。そういう向上心は、小さい頃にゴルフとどう向き合うかで決まるといいます。

 

マスターズ優勝後、松山選手はこう言いました。「今テレビを見ている子どもたちが、5年後10年後に、この舞台に立って、その子たちとトップで争うことができたらすごく幸せです」

 

松山選手の生涯獲得賞金は、約36億5千万円です。「第2の松山」を育てるために必要なものは・・・相応のお金と揺るぎない「親の覚悟」なのです。