濃い鉛筆が主流

今日は、ピクニックランチを行いました。快晴の屋上で、ママが作ったお弁当を楽しむ行事です。新人寺子屋3番さんたちは、初めての参加となり、お弁当のリクエストをママにしたり、忘れないで!とママに念押ししたりと、楽しみにしていました。

 

屋上に到着すると、自分でレジャーシートを広げて、お弁当箱を取り出し、みんなで食べるピクニック気分もあって、しっかりと完食しました。きれいに食べられました。なかなか立派です。ビデオに向かって「ママありがとう!」のメッセージも心がこもっていました。

 

さて、私たち大人が小学生の時に使っていた鉛筆は、HBやBでした。どちらかと言うと、硬くてあまり濃くない鉛筆です。鉛筆の濃さは、日本産業規格(JIS)によって、9Hから6Bまで、17種類に分類されています。Hはハード(硬い)、Bはブラック(黒い)を意味しています。黒鉛の量が多いほど黒く濃くなります。

 

しかし、この規格を超えた鉛筆が次々に登場しているそうです。三菱鉛筆の「ハイユニ10B」や、ドイツの文具メーカーステッドラーは、12Bの鉛筆を販売しているそうです。ある文具店では、新入学児童の保護者が10Bの鉛筆をこぞって買っていくそうです。

 

トンボ鉛筆のデータでは、1999年はHBが43%でトップで、2Bは22%でしたが、2019年は、2Bが51%とトップとなりHBは20%と半減しているそうです。

 

保育園の寺子屋園児が使う鉛筆は、ずっと4Bですね。もちろん、濃くてしっかりと太い字を書いてもらうためです。

 

濃い鉛筆ばかり使っていると、子どもの手の感覚が育たないとの指摘もあるようですが、濃い鉛筆で書くと、とめやはねがしっかりと強調されて、「書いたぞ!」という達成感が子どもに生まれるような気がします。

 

あなたの子どもの筆箱には、どんな鉛筆が入っていますか。