アクティブラーニングに苦戦

今日は、合計24本のトマトの苗を子どもたちと植えました。はい。目的は、つまみ食いです。ちょうど、プールが始まる7月には、収穫がスタートする計算です。

 

今回は、ミニトマト3種と中玉トマトの4種類の苗を植えました。カゴメ・デルモンテ・サントリーなどなど・・・「○○でおいしい!」をうたった苗です。今年の夏は、トマトの食べ比べも楽しもうと思っています。(笑)

 

さて、昨年度からスタートした新しい学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」いわゆるアクティブラーニングを実践するようになっていましたが、新型コロナウイルス感染の影響で休校が続き、普通の授業もままならない状況でした。今年度が、実質のスタートと言えます。

 

しかしながら、話し合い活動を積極的に取り入れても、なかなか深い学びにつながっていかないというのが、若い先生の悩みだそうです。小学校も中学校も同じ悩みを抱える教員がチラホラ・・・出てきたようです。

 

専門家の意見を聞いてみましょう。

 

アクティブラーニングを実現する前提条件として、生徒・児童が自由に発言できるクラスの雰囲気づくり、学び合いや教え合いができる人間関係づくりが大切といいます。話し合いの活動だけで終らせないように、この授業で何を学ぶのか、身に付けさせたい力は何かなどの目標を明確にして授業をする必要があるようです。

 

具体的な進め方は、「課題について一人で考える」→「グループで考える」→「全体で発表する」→「まとめる」という流れです。この中で、一番のポイントは発表だそうです。

 

発表で他の人に説明するには、まず自分で理解して文章にまとめないといけません。自分が納得するまでとことん調べて解決すれば、必ず新たな疑問が生じ、自然とその課題に主体的に取り組む姿勢が生まれてくるのです。

 

保育園の寺子屋で、グループで話し合って、リーダーが発表するという取組みをよく行います。もちろん、課題は「食べたいクリスマスケーキをグループで1つ決めてください。どうして、そのケーキにしたか、理由も発表してください」といった簡単な内容ですが、発表するとなると、子どもたちは、なかなか素晴らしい話し合いをしているのです。

 

アクティブラーニング式の授業は、これも経験を積んでスキルが上がっていくものです。キーワード「グループで発表させる」を盛り込んで、全国の先生たちの個性あふれる授業を期待したいですね。