シャンシャンの幸せ

今日は、久々に朝からお日様が顔を出しています。先週は、ずっと雨や曇りでしたので、朝の陽ざしを眺めているだけで、幸せな気分になるものです。

 

人間の幸せの形は人それぞれですが、小さな幸せをたくさん感じられるように、前向きに明るい未来を信じてがんばっていきたいと思いますね。そう、幸せは、がんばったご褒美にも例えられます。

 

今日は、上野動物園のシャンシャンの幸せについて・・・です。ジャイアントパンダの主食は笹です。シャンシャンは、笹でできた大好物のパンダ団子が入った竹筒を飼育員さんに用意してもらうことがあります。

 

実は、簡単には食べられません。パンダ団子が竹筒の穴から出てくる仕組みになっていて、一生懸命振らないと、団子は出てきてくれません。シャンシャンは、毎回、全身全霊で竹筒を振り続けます。すると、ポロッと飛び出したパンダ団子を頬張るシャンシャンは、幸せを絵に描いたような表情を浮かべるそうです。

 

その姿を見て「がんばったね、シャンシャン」と飼育員さんも幸せな気持ちになることでしょう。動物は、野生で生きている方が幸せと考える人もいるでしょうが、動物園で飼育員さんに見守られ、愛情を注がれて生きる動物も、自分で生きています。どんな状況であれ、幸せは自分で見つけて感じるものかもしれませんね。

 

「幸せの定義は?」なんて、語り出すと、ややこしくなりますので・・・(笑)、今日は、シャンシャンがパンダ団子を食べるシーンを想像して、幸せを感じてください。