スノーピーク

今日は体操教室ですが、子どもたちは着がえると、まずは、教室内で組体操の練習をします。「ブリッジ」をきれいなアーチを描いて成功させるのは、年長園児6名です。本当に「美しい!」の一言です。年中・年少園児はまだまだですが、10月の運動会までには、きっと美しいアーチを見せてくれることでしょう。

 

今日は、アウトドア製品メーカー「スノーピーク」の話です。私が、学生の頃に、一人旅に出かけていた時のバックパックキングのリュックは、モンベルでした。当時は、メイドインジャパンのブランドはほとんどなく、モンベル・コールマン・ノースフェイスといったブランドをアウトドア専門店の石井スポーツに買いにいったものです。

 

「スノーピーク」は、昨年度、コロナ禍にあっても売上高167.6億と過去最高となり、純利益も前年比146.4%と好業績となりました。緊急事態宣言下での、ベランダや庭でのキャンプや、3密を避けた少人数キャンプなど、新しいアウトドアの形が注目され、そこから10万人の新規顧客が付いたといいます。

 

新潟県は、「燕三条駅」から車を走らせて30分・・・広大なキャンプフィールドに本社があります。この会社のポリシーは「高品質のギアを磨き抜いたデザインで作り、永久保証を付ける代わりに、安売りはしない」です。こだわりが強いユーザーが多いアウトドア業界の中でも、その上をいくポリシーで「スノーピーカー」と呼ばれる熱烈なファンを持っています。

 

最近では、テレビでも「ヒロシのぼっちキャンプ」から「ゆるキャン」や本格的なギアを使ったキャンプ、アウトドア料理を追求した番組などなど・・・アウトドア生活の中でも、様々なライフスタイルを紹介する番組が多くなってきました。

 

コロナ禍という危機において、人間は自然への敬意と人間性の回復に努めようとしているのかもしれません。そんな中で、キャンプ体験の価値が地球規模で認識されたと言えますね。

 

人間は自然の中で生きている。野生を取り戻し、人々が共生を図っていくことが、経済的な発展だけに偏らない、次の世界の姿なのかもしれませんね。

 

卒園児の小学校2年生の女の子は、ほぼ毎週、母と姉と3人の女子キャンプを楽しんでいます。たまに会うと、その風貌がどんどん野生化しています。(笑)

 

大自然の中で、じっとたき火の炎を見つめるだけの時間・・・そっと耳を澄ましてきこえてくる鳥のさえずり・・・あなたのライフスタイルに、新たな1ページはいかがですか。実は、キャンプブームと言われていますが、日本のキャンプ人口は、わずか10%でしかないそうです。