自然体験多いほど「探究力」が強い子に

連休明けの保育園・・・ママが熱が出て休む園児もありましたが、みな元気に登園してきました。そして、昨日までサマーキャンプを行った年長園児6名も全員元気に登園しました。6人全員が、顔に何か書いてあるような・・・自信に満ちた顔です。

 

連絡ノートのママのコメントも熱かったです。2ページにわたって、びっしりと記された母の思いもありました。園児の性格も色々ですので、何も聞かなくても、サマーキャンプのワンシーン、ワンシーンを細かく話す子もあれば、口数少なめに「楽しかった!」と語る子もいます。親としては、根掘り葉掘り質問攻めにしたいところでしょうが、「子どもが絞り出すように、言葉が出てくるまでは、どうした?どうした?と聞かないで」とママたちにはお願いしています。

 

本日サマーキャンプのDVDが完成したので、親子でじっくりと観てもらいたいですね。子どもたちの頑張る姿に、パパママ全員が涙することでしょう。(本当です)

 

さて、青少年独立行政法人の青少年教育振興機構(長いですね・・・)が調査した結果、自然体験や文化芸術体験、家事の手伝いの体験が多い子どもは、「探究力」が身についているという調査結果をまとめました。

 

小中高校生約3万人を対象に、「新聞やテレビ、インターネットでその日のニュースを読んだり見たりする」「自分の思ったことははっきりと言う」「わからないことは、そのままにしないで調べる」など、16項目の合計点を出します。

 

その結果、「川や海で泳いだこと」などの自然体験、「文化芸術にかかわる作品を作ったり、演じたりする」などの文化芸術体験、「食器をそろえたり、片付けたりする」といった手伝い体験のいずれについても、体験が多い子どもが高得点となり探究心が高いという結果となりました。

 

今回のサマーキャンプで言えば、川遊びも、足の届かないところで泳ぐ・高い岩から飛び込む・生き物採集をする・焼きマシュマロをする。その他、夕日を満喫・天体望遠鏡で土星を見る・紙すき体験をする・・・こんな体験をすれば、子どもたちの探求心が強くなるに決まっていますね。

 

子どもたちに、自然体験や芸術体験や家事の手伝いをさせるかどうかは、親次第です。多くの体験をさせたいですね。その体験を通じて、子どもたちに考えさせることも大切です。