選手村の食事

今日は、初めてプールボランティアに参加するママが活躍してくれました。ママのキャラクターがウエルカムなので、子どもたちは、どんどん水攻めを仕掛けます。それでも、ボランティアママは、笑顔で子どもたちの相手をしてくれました。うれしいですね。

 

さて、連日のメダルラッシュの日本選手団ですが、今回の東京五輪・パラリンピックは「食」も重要テーマとしていました。

 

海外からの観光客に、日本の食文化を幅広く発信することです。それができなくなった今、少なくとも選手村で各国のアスリートや関係者に日本の食をアピールできればうれしいですね。

 

1964年の東京五輪は、調理技術の向上、冷凍食品の普及など、日本の食生活に大きな影響を与えました。鉄板焼きやカップ酒といった新しい「食」も生まれました。しかし、今回は成熟した日本の食文化の発信が目標となります。

 

2020東京五輪の選手村の「メインダイニング」は、一日最大4万5000食を提供するそうです。4つのコーナーがあるそうで、「日本(和食)」「ハラル(イスラム教の戒律に沿う料理)」「ベジタリアン」「ピザ・パスタ」に、約700種類のメニューをそろえているそうです。

 

日本の食文化をアピールする「カジュアルダイニング」では、たこ焼きやおにぎり、公募で決まったユニークなそうめんやおでんなども提供されているそうです。大会組織委員会は「多様な食事で、日本の食文化に触れてもらいたい」と考えています。

 

選手たちの一番の目標は、競技でのメダル獲得ですが、選手村での食事を楽しむアスリートたちもたくさんいることでしょうね。

 

オリンピックでは、選手たちの活躍に私たちは釘付けとなりますが、東京五輪・パラリンピックが終わって、一段落してから、日本の食文化がどのような形で、海外へ伝わっていくのか、注目したいですね。