カメが飛行機を止めた!?

今日登園した小学生が、「スゲー大きなカマキリだ!」と、飼育ケースの中のオオカマキリに目が釘付けになります。ということで、今日は小学生と年長園児が中心になって、バッタやコオロギの捕獲作戦です。もちろん、カマキリのエサにするとは言いません。

 

虫探しに集中すると、色々な虫を見つけることができました。カメムシも発見です。「本当にカメムシはくさいの?」の実験です。カメムシを手に持ってみると、見事にくさい臭いを出してくれました。子どもたちも顔をしかめます。(笑)

 

さて、昨日は、ほっこりするニュースがありました。成田空港午前11時35分頃の事件です。離陸待ちをしていた航空機から「滑走路上にカメがいる」と管制塔に連絡があったのです。

 

スタッフが発見して、その場で捕獲しましたが、その影響で、滑走路は12分間閉鎖され、5機の出発が遅れたそうです。たわいのない普通の人ならスルーしてしまうニュースですが、「カメ」となると黙ってはいられません。

 

ざっと、保育園の屋上には30匹以上のカメがいます。カメ池には、ニホンイシガメと人を見ると寄ってくるビックサイズのクサガメたち・・・そして、ミドリガメのおうちに、クサガメのおうちがあります。そして、カメたちはよく脱走します。屋上で散歩しているカメを何度も子どもたちは発見しています。

 

成田空港の滑走路を散歩していたカメは、ミドリガメこと、ミシシッピアカミミガメです。どのテレビ局の報道も、「カメ」としか報道しませんでしたね。さすがに、この事件から、外来種のミドリガメの繁殖拡大の危惧を報道するテレビ局はなく、カメの捕獲後に、待機させられていた「空飛ぶウミガメ」の愛称で知られる、全日空の「FLYING  HONU(フライング ホヌ)」が、ハワイに向けて飛び立ったと、「カメが『ウミガメ』機止めた」の話題性を取りました。(笑)

 

ハワイではウミガメは幸運を呼ぶ使いとされています。ウミガメをモチーフにしたグッズも多いですね。この事件は、コロナ禍で暗い世の中から明るい未来の兆しかもしれませんね。いや、そう思うことにしましょう。(笑)