射的競技を観戦

今日は朝から雨です。教室内で、入場・ダンス・組体操の練習をしてから、久しぶりにダンボールを好きに使って、工作タイムです。ショッピングセンター内ですので、いくらでもダンボールが手に入ります。大きなおうちを中心に、子どもたちの創作意欲が爆発しました。

 

さて、オリンピック・パラリンピックの射撃競技の会場になったのは、埼玉県にある陸上自衛隊朝霞訓練場です。パラリンピックも無観客となりましたが、学校連携観戦は認められました。隣接する埼玉県新座市立栄小学校が、学校連携観戦に参加することができました。埼玉県内では、唯一観戦が行われた小学校です。

 

ほとんどの学校が、当初学校関連観戦を予定していましたが、コロナ対策で、辞退に追い込まれます。栄小学校は、5年間積み重ねたオリ・パラ教育を形にしたいと考え、保護者にアンケートをとり、希望制で行ったそうです。参加させたいという保護者が多く、児童全体の8割が参加したそうです。

 

オリ・パラ教育では、茶道を通じて「おもてなし」の心を学んだり、光の照射で得点を競う日本独自のビームライフル競技を体験したそうです。感染対策を十分に行い、無言観戦ながらも、射撃競技を楽しんだようです。

 

パラリンピックの表彰台は、段差がありませんが、その表彰台を設置する様子を見守りました。「オリ・パラ教育で学んだことを実際に見て、感じたことを何らかの形にしていきたい」と校長は語ります。振り返り学習に取り組むそうです。

 

私の育ったところは、埼玉県新座(にいざ)市です。小学生の時に、この栄小学校で、25メートル平泳ぎの大会に選手として出場しました。母校の願いを背負って戦ったのですが、8人中6位と、何とも中途半端な順位に終わってしまいました。(笑)

 

こんなおやじの私でも、小学校での事をよく覚えています。パラリンピックを観戦した栄小学校の子どもたちの経験が、大人になって活かされるとうれしいですね。