睡眠教育

屋上で、自転車の練習をする園児が、今はざっと10人近くいるのですが、最後の決め手は「勇気」です。今日は、年少園児の女の子が自転車に乗れるようになりました。ママは、運動会で勝てなかった娘に「自分がいつもかけっこでビリだったので、負けるんじゃないよ」なんて言えないと話していたので、今回の我が娘の快挙には、ビックリしています。

 

女の子は、同じ年少女子の友だちが、2人も自転車に乗れることに影響を受け、毎日コツコツと頑張っていました。継続は力なり&勇気で、自転車免許証交付です。彼女の影響で、今年度中にあと何人自転車に乗れるようになるか・・・楽しみですね。

 

さて、今日は「睡眠教育」の話です。日々の睡眠時間などを見直し、子どもたちの生活リズムを整えようと、全国の小中学校で「睡眠教育」を行うところが増えています。

 

「健康を守るために毎日7~8時間しっかり寝る。同じ時間に寝て起きるというリズムを刻んでほしい」と、大阪府堺市では、小中70校の実践校を中心に「睡眠教育」こと、睡育を行っています。眠りに入る方法などを学ぶ授業のほか、学期に2回程度、調査票に起床、就寝時間などを2週間記入し、教員が面談して指導しているそうです。

 

市教育委員会が昨年末、すべての小4~中2に聞いたところ「午後11時までに就寝する」と答えた中2は、前年比4.5%減の33.3%、中1は同5.2%減の48.3%と悪化していたそうです。コロナ禍で、生活リズムが乱れたのが原因です。

 

堺市内の三原台中学校では、2015年度に睡育をとり入れ、「だるい」など睡眠不足が原因の体調不良で不登校になる生徒が多かったようですが、5年後には不登校が半減したそうです。

 

山形県でも、起床や就寝、家庭学習開始時間を毎日生活記録ノートに書かせ、週末に振り返させるなど、子どもたちに「しっかりと睡眠時間をとる」意識付けをしています。

 

私のような大人は、なんとか、1日3~4時間の睡眠で、一日中眠くならないで過ごせるようになれれば、もっと好きなことができる・・・と考えるのですが、人間には、適切な睡眠時間が必要ですし、成長期の子どもには重要なことです。

 

睡眠教育は、今後全国で、さらに広がって欲しいですね。