学校に行くこと。仲間と一緒であること。

今日は、クリスマスパレードを行いました。子どもたちは、発表会の劇やダンスの衣装に着がえて、ショッピングセンターの中を「メリークリスマス!」で、買物中のお客様や働いているスタッフを笑顔にさせました。多くの大人に手を振ってもらって嬉しそうです。

 

子どもたちは、仲間と一緒に練習を頑張り、本番で成果をあげたので、今日は、そんな「やり遂げた」気持ちも一緒に、パレードを楽しみました。メリークリスマス!の掛け声だけでなく、「赤鼻のトナカイ」を子どもたちは、突然歌いだします。笑顔いっぱいのパレードになりました。

 

さて、昨日の夕方、さいたま市の公立小学校では、一斉に「リモート授業」が、各クラス担任のもと行われました。一人一台のタブレット端末を子どもたちは家へ持ち帰って自宅で授業です。オミクロンカブが感染拡大し、学校が休校になるリスクを考えての訓練というわけです。希望者は、2学期からリモート授業が行われていましたが、今回は全員参加です。

 

小学校においても、これからの授業の中で、リモートの比重が高まってくるのかもしれませんが、今日は、あえて、哲学者ニーチェの言葉を引用します。

 

「一緒にいて黙っていることは素敵だ。もっと素敵なのは一緒に笑っていることだ。二人以上で一緒にいて、同じ体験をし、共に感動し、泣き笑いしながら同じ時間を共に生きていくのは、とても素敵なことだ」

 

この経験は、当たり前ですが、リモートでは決して得られるものではありませんね。学校には、タブレットではできない事がたくさんあります。掃除当番や給食当番は、自分のためだけでなく、みんなのために働くことです。同じ体験を共有する素敵なことですね。

 

学校や保育園・幼稚園に行くことで、子どもたちは、意識しないで素敵な時間を仲間たちと共有しているのです。今日のクリスマスパレードでの子どもたちの笑顔は、きっと、仲間と頑張った気持ちからこみ上げてきたのでしょう。うれしいですね。