「お年玉」でお金の使い方を学ぶ

今日は、天気予報通り午後から雪が降ってきました。ただし、積もるほどの雪ではないという予報は見事にはずれて積雪です。年長園児たちは、お昼の勉強を切り上げて、屋上へゴー!雪玉を教室に持ってきてくれました。雪が降れば、子どもたちは大喜びですが、ママたちはブーイングと、何とも難しいところです。(笑)

 

さて、昨日のブログで、お年玉を預金するために、銀行口座を開設した6歳男の子の話をしましたが、子どものお年玉を預かって、どうしようかと迷っている家庭もあると思います。お金の専門家から、お年玉をお金の適切な使い方や社会の仕組みを学ぶ機会にするように・・・のアドバイスです。

 

最近は、キャッシュレスの時代を反映して、親と一緒に買い物に行っても、買ってもらう子も多く、自分でお金を使う経験が乏しいようです。4月からは、成人年齢が引き下げられ、18歳から親の同意なしにクレジットカードを作ることができます。「欲しいものがあっても借金して買うことにならないように、こどものうちから欲しいものは、お金をためて買う習慣を身につけさせた方がいい」と専門家は言います。

 

具体的には、「お小遣い計画帳」を作って、記録する習慣を身につけるといいようです。子どもは、ノートに書くことは大好きです。月ごとに、小遣いなどの収入と勝ったものの支出をメモして、残ったお金を把握することだけでも有効です。

 

1月からスタートすれば、お年玉の金額が「今あるお金」です。できれば、1年間の見通しを立ててお金を使う力をつけるのが効果的です。「3月の春休みに、友だちと遊園地に行く」という計画を1月のうちに書き出すことで、現在のお年玉がどれだけ減るのか。残ったお金で、何が買えるのか・・・子どもの中で、プランが広がっていきます。

 

多くの家庭が、我が子に、お金の話を改まってしにくいと思っています。「お年玉をどう使っていきたい?」と聞くところからスタートさせれば、普通に、お金の話ができそうですね。

 

では、まだ使っていない我が子の「お年玉」・・・親も子どもと考えてみましょう。