就学前の「ワクワク」と「ドキドキ」

小学校入学は、子どもたちにとっては人生の大きな節目ですね。保育園の年長園児は、小学生になることへの「ワクワク」も「ドキドキ」も両方感じながら、お昼休みの勉強を楽しんでいます。今日は、園長直伝の「そろばん教室」です。本物のそろばんに触れてみました。

 

結論から言ってしまうと、子どもたちは新しい環境に適応する力を持っているので、大人は心配し過ぎないで見守っていればいいのです。せっかくなら、黙って見守るだけでなく、小学生になる子どもにワクワク感を持たせたいですね。

 

保育園・幼稚園生活と比べると、小学生は主体的に行動する機会が増えます。子ども自身が、自分で考えて行動するような声掛けがしていくのがいいですね。例えば、「歯磨きをしなさい」ではなくて「何時に歯磨きをするの?」といった感じです。

 

就学前に伸ばしておきたい力として4つの力が挙げられます。①聞く力②話す力③諦めない力④仲良くする力です。お気づきですか。みんな「非認知能力」です。つまり、先取り学習など特別な準備よりも、この4つの力が大事といわれてます。

 

ホワイトきゃんばすでは、年長園児に「今日の思い出」を報告してもらいます。一日を振り返って、楽しかったことを話してもらうのですが、これは、話す力につながっています。そして、一番効果的なのは、卒園児の先輩たちが土曜日の保育園やイベントに遊びに来て小学校のことを話してくれます。遊びも、小学校レベルの遊びを教えてもらいます。

 

子どもにとって、ワクワクだけでなく、不安な気持ちを持つことも成長には必要ですね。それを見守る大人が、親が、そばにいれば大丈夫です。