お酒とチョコのマリアージュ

厚生労働省より、保育園児のマスク着用の要請がありました。2歳未満の園児は、窒息のリスクがあるのでマスクはしませんが、今日から保育園ホワイトきゃんばすでは、2歳以上でマスク着用ができる園児を対象にお願いをしています。想定外に、マスクをすんなり着用する子どもたちです。キャラクターデザインのマスクをするのが、嬉しい園児もたくさんいます。

 

さて、バレンタインデーが近づいてきましたが、今日は、お酒と一緒にチョコレートをたしなむのはいかが?という話です。

 

日本では、大人から子どもまで、広くチョコレートをスイーツとして楽しむのが一般的です。欧州では、お酒もチョコレートも大人がたしなむものですが、日本でもお酒とチョコのペアリングを提案するチョコラティエやバーが登場しているようです。

 

料理研究家でショコラティエとしても活動する石井秀代さんは、欧州での生活で、食後にチョコレートで話に花を咲かせるヨーロピアンに驚いたといいます。チョコレートはコミュニケーションツールになると思ったそうで、日本でも、そんなチョコレートを作りたいと自身のブランドの中で、お酒とチョコレートのペアリングを考えるようになったそうです。

 

「お酒をたしなむ人の感性を刺激するようなチョコ」を作るために試行錯誤を続けます。八重山諸島の新月の日に採取した海水で作られた塩や100年前の製造方法で作られた味噌、山椒を使ったチョコレートを開発します。

 

できたチョコレートは、日本酒の蔵元、ソムリエ、レストランオーナーなど40人くらいに試食してもらうと、誰もがお酒のジャンルだけでなく、細かく銘柄まで提案してくれるのだそうです。

 

また、銀座松屋のバレンタイン特設コーナーに、「チョコ×お酒のマリアージュBAR」が期間限定で登場したそうで、バーテンダーとショコラティエが手掛けるBAR専用のチョコレートを展開しています。味噌・野生黒蜂蜜・昆布・バナナなど現在21種類のチョコを揃えているそうです。

 

バレンタインデーというチョコレートの祭典に、世界中のチョコレートが日本の集まります。日本の素材を使ったチョコレートもたくさん登場し、メイドインジャパンのチョコレートメーカーも世界に負けない味です。しかし、洋菓子発祥の地「神戸」で、日本人がチョコレートを食べるようになってから、まだ100年も経っていません。今後、「チョコとお酒を組み合わせると、こんなに楽しい発見がある」が広がっていくのでしょう。単純にウイスキーボンボンだって、チョコと洋酒のベストマッチです。これに、和の素材のチョコ&日本酒・焼酎の組み合わせを楽しみたいですね。