みためとあじはちがう店

子どもたちにとっては、残念!雪が積もらなかったですね。今シーズンは、雪遊びができるかかな・・・やっぱり思いっきり雪遊びをさせたいですね。今日は、0歳児の女の子が歩きました。3歩くらいですが、他の園児たちが拍手で「○○がんばれ!」と応援します。女の子は、ペコちゃんに似ていて、かわいらしい笑顔でこたえてくれます。ほっこりしますね。

 

さて、規格外の「ふそろい商品」を扱うネットワークがどんどん増えていますね。今までは、「訳ありで安い!」が売りでしたが、最近では、「食品ロス」を意識した購買が多くなっているようです。

 

日本一の青果取扱量を誇る大田市場からは、「みたあじセット」が届きます。さつまいものような色をした「カラフルにんじん」や、スーパーではあまり見かけないきのこ「たもぎ茸」など個性的な野菜のセットですがよく見ると、にんじんは少しひび割れていたり、舞茸は石づきから取れています。これは、通販サイト「みためとあじはちがう店」の商品です。

 

見た目が凸凹だったり、大きすぎたりする野菜は、一般の流通には乗らずに廃棄されることが多いようです。通常スーパーに並ぶのは、サイズや形も企画内のAランク野菜ですが、企画から外れたBランク以下の商品をセットにして販売します。「見た目は悪いけど、市場の目利きが選んだ、旨味や香りがしっかり詰まった野菜」です。利用者は、「自分では選ばない野菜が入っていてワクワクする」と言います。

 

野菜だけでなく、お菓子業界でもこの動きが広がっています。大手菓子メーカーの江崎グリコが食品ロス対策の一環として、「ジャイアントカプリコふぞろい品」を正規品よりも少しだけお安い価格で販売をしているそうです。グリコにはたくさんのお菓子がありますが、カプリコの頭にあたるチョコを膨らませる工程で、ふぞろい品の発生率が高いそうです。

 

無印良品では、ロス問題が取り上げられるずっと前から、人気商品「バナナバウム」から、どうしても発生する「不揃いバウム」を販売していましたね。私も、味が変わらないので、こっちを選んでいました。(笑)

 

今や、世界共通の課題となったフードロス削減・・・みなさんの生活の中では、どんな形で実現できていますか。まぁ~SDGsだからとか、人を助けるためとか、そんな大義名分ではなく、単純に「もったいない」でいいと思いますね。