スキー・スノボの人気は・・・

今日で2月もおしまい。あたたかい屋上遊びです。しかし、このまま春になることは決してありません。三寒四温の天気が続き、3月に入っても、雪が降ることもあります。子どもたちには、あと1回は雪遊びをさせたいですね。

 

さて、北京オリンピックでスキー・スノボの凄い技を見る機会がありましたが、保育園でも、パパママとスキーやスノボに行った園児が何人かいました。雪の多いふるさと出身のママがいて、「スキーは任せておいて!」といった感じです。(笑)

 

しかし、ウインタースポーツの代表ともいえる、スキー・スノボを行う若者は、年々減っているそうです。データでは、15~24歳の実施率(1年間で)は、平成3年では29.9%もあったのですが、25年後の平成28年では10.9%にまで下がっているのです。これは、全国的な傾向で、スキーが盛んに行われている地域も同じです。

 

私のような昭和世代の話になってしまいますが、今から35年前の1987年、ちょうど私が社会人になった年ですが、原田知世さんが主演の映画「私をスキーに連れてって」が大ヒットしました。それはそれは、スキー場へ向かう車で大渋滞になるほどのスキーブームが訪れるのです。この映画には、「北の国から」の田中邦衛さんも、元プロスキーヤー役としてとして出演されています。ストーリーは、娯楽ラブストーリーですが、とにかく、「スキーをすることがカッコイイ!」と、当時の若者には映ったのです。

 

そして、1990年12月に、上越新幹線「ガーラ湯沢駅」が開業し、駅を降りるとすぐにスキー場という「ガーラ湯沢スキー場」がオープンしたのです。金曜日に仕事が終わったらそのまま新幹線でガーラへ・・・ナイターでスキーという、新しい若者のライフスタイルが確立したのです。はい。私もよく利用しました。

 

それが、今では、スキー場が閉鎖しているのです。若者は、自宅でネットゲームをしているのか・・・はたまた、スキー以外に、遊びの選択肢が増えたのかもしれませんね。私の若者時代には、まだ圧倒的にスキーが主流でスノボは少数派でした。今後は、スノボのような、第三の「楽しいギア」が出てくれば変わるのか・・・今、プチブームなのは、雪上のストライダーのようなギアだそうです。

 

子どもたちや若者には、雪上を楽しむスポーツで、大自然を感じてもらいたいですね。