保育園の習い事「強制徴収」

昨日屋上で、モンシロチョウを捕まえた男の子は、「園長先生見て!このモンシロチョウは、まだ生まれたばかりだよ。だって、湿っているもん。羽が乾いたら、空高くまで飛んでいくんだろうなぁ~」なんて、飼育ケースの中のモンシロチョウを見せながら、専門家のように語ります。最後に大空に逃がすと、赤ちゃんモンシロチョウのはずが、すごい勢いで飛んでいきました。今日も、子どもたちは、モンシロチョウ探しに夢中ですが、見つからなかったようです。

 

さて、全国の保育園では、通常の保育カリキュラムとは別に、外部の民間事業者に委託する形で「習い事」を行うところが増えています。保育園ホワイトきゃんばすでも、毎週金曜日の午前中は、3歳児以上は「体操教室」を行っています。同じフロアに運よくクラブネイスという体操教室があるので、子どもたちは、体操着に着がえて、歩いて1分で到着します。

 

保護者の多くは「送迎なしで子どもが習い事ができる。忙しいので、保育園の中で取り組んでもらうのは、とてもありがたい」と歓迎します。ホワイトきゃんばすの保護者も、体操教室の取り組みには大満足です。

 

元営業マンの園長は、体操教室費用を通常1ヵ月6300円かかるところを団体枠のメリットを説明し3000円にしてもらっています。教室が空いている午前中枠の活用は、クラブネイスにとっても、プラス効果なのです。調子に乗って、そろばん教室とも値引き交渉しましたがこれは失敗です。

 

しかし、保育園の習い事について、「強制徴収」が問題になっている園があるようです。「4、5歳児の英語レッスンをスタートさせます。1ヵ月20,000円徴収します」に、外国人講師が常駐するわけではなく、なぜ2万円?になる理由も不明という園があったそうです。疑問に思ったパパが、市の保育課に相談し、何度もやりとりを重ね、強制徴収はなくなったようですが、保育園とはぎくしゃくしたままだそうです。

 

ホワイトきゃんばすにも、「英語レッスンのプログラムを導入しませんか?」というセールスの電話がたくさんかかってきます。一応、費用と内容を聞くのですが、保護者に追加徴収できる金額ではありません。

 

2019年から保育の無償化が始まりました。保護者にとっても、ホワイトきゃんばすにとっても、とてもありがたい制度で、園の経営にもプラスになっています。しかし、保護者の浮いたお金を強制徴収という形で、高い習い事をセットするのはいただけませんね。

 

保育の質の向上には、様々な手段があります。民間委託の習い事導入も決して悪いことではありませんが、「常識のモノサシ」は必要ですね。