だいじょうぶかな いちねんせい

卒園式で、卒園児の入園児から現在までのスライドショーの演出をするのですが、園児ひとりひとりの写真のチョイスが、なかなか終わりません。すぐに、「この時は○○だったなぁ~」と思い出に浸ってしまうからです。いけませんね。(笑)

 

さて、今日は「だいじょうぶかな いちねんせい」という絵本の話です。

 

クマの男の子とサルの女の子は、いつも楽しそうに小学校に通う人間の子どもの姿を見て、自分たちも学校に行きたいと願っていました。両親に気持ちを伝えるも「人間の子どもが行く場所だから・・・」と言われてしまいます。それでも、2人があまりにも熱心なのでタヌキの長老に相談すると、長老はクマとサルの家族全員を人間の姿に変身させるのです。

 

クマの男の子は「くまだつよし」、サルの女の子は「さるのしずか」として小学校に入学することになったのです。入学式が近づくにつれて、クマの子が不安になりますが、サルの子に励まされ、当日をむかえます。

 

そして、ドキドキしながら教室へ・・・ハプニングもあるけど、友だちができた。というお話です。

 

ちょうど、小学校の入学式を迎えようとしている全国の年長園児たちの気持ちがかぶりますね。まだ、人生6年の経験しかない子どもたちが最初に迎える「人生の大きな節目」が、小学校の入学式ですね。私たち大人は、笑顔で見守ることにしましょう。