大きなカブのネズミを説得

今日のお昼の課外授業は、指扇小学校前の遊水池で桜のお花見です。昨日行ったお寺の境内は、樹齢100年以上の桜の大木ですが、今日は桜並木です。こちらも迫力があって、子どもたちは、花びらを拾っています。今週末が、最後の見頃ですね。

 

さて、世界中の子どもたちが大好きな絵本「大きなカブ」の一場面です。おじいさんが畑で大きなカブを発見するも抜けません、おばあさんを呼び、おばあさんは孫娘を呼び、孫娘はイヌを、イヌはネコを呼びますが抜けません。最後にネコがネズミを呼んで、とうとうカブが抜けます。

 

ここで、みなさん考えてください。日頃から、ネコにいじめられているネズミは、ネコのどんな説得にOKを出したのでしょうか?私がネズミだったら、断固断ります。

 

では、あなたなら、何と言ってネズミを口説き、味方にしますか。

 

①「ネズミ君、今まではごめん。これからは君をイジメないから力を貸してくれ」(たぶんネズミは、『猫なで声で何言ってるんだよ。だまされるもんか』と思うでしょう)

 

②「こらネズミ、オレの言うことを聞け。さもないと、もっといじめるぞ」(これじゃ、はなさかじいさんに出てくる意地悪じいさんみたいですね)

 

③「僕が大事にしているおもちゃを全部君にあげるから、どう」(もので釣ろうだなんて、その手には乗らないぞ!と思うことでしょう)

 

④「日頃お世話になっているおじいさん、おばあさんのために、一緒に一肌脱ごうよ」(イヌやネコはエサをもらっているけど、こっちは追い回されるだけ。一肌脱ぐ気になんかなれないさ。と思うでしょう)

 

では、いったい、どうやって、ネズミの協力をもらったのか。どんな言葉を使ったのか。あなたなら、どうネズミを説得しますか?

 

答え合わせは、明日にしましょう。