大きなカブのネズミを説得 つづき

今日は、令和3年度の「おもいでアルバム」をコツコツと作りました。ページのほとんどが、このブログ365日分ですが、1年間のイベント行事に屋上遊び、体操教室、社会科見学、わくわく教室などなど、子どもたちの写真もたくさんあります。保護者の皆様には、子どもと一緒に、楽しんでもらえればうれしいです。

 

さて、昨日のつづきです。ネズミは、天敵であるネコのどんな言葉に乗ったのか?みなさんの考えはどうですか。

 

もちろん、決まった1つの答えはありませんが、模範回答はこんな感じです。

 

「ネズミ君、最初に断っておくけど、大きなカブ大作戦の成否にかかわらず僕は君を追い回すよ。だってチョロチョロ動くものに心を奪われるのが、ネコの悲しい性なんだ。それに、悪いが君への借りも褒美も考えていないからね。ここは、個人的な恨みを超えて大局的に判断してほしい。この話のミソは、小さな君が大きなカブ大作戦のとどめを刺す!という奇想天外さだ。きっと皆が君の存在を認め、君は自己肯定感を手にできることだ。余談だが、ネズミ君の活躍が、絵本になって、世界中の小さな子どもが自信を持つだろう。この大事が成し遂げられるのは、ネズミ君、君しかいないんだよ」

 

モノなどの褒美でやる気にさせるのではなく、これを成功させた時の、ネズミの影響力をネコは説いたのかもしれませんね。

 

私たちは、ネコとネズミの関係の様に、苦手な相手や、ウマが合わない不仲な相手に対しても、説得するような場面があります。そんな時に、どんな言葉をかけるのがいいのか。大きなカブのネズミの説得が参考になるかもしれませんね。