高校生が駅ビルを企画

今日の寺子屋では、30メートル走を行いました。新人寺子屋3番園児にとっては、6か月後の運動会で30メートルの長い距離を走ることができるか・・・まずは、やってみると、あっさりと全員、走り抜けることができました。

 

当然、1番から最下位まで順位がつきます。年長・年中の園児たちも、あらためて、現在の自分の順位を知ることになります。運動会までにどれだけ頑張れるか。今日のところは、目標を子どもたちに持ってもらうことが目的です。多くの園児が「まだ走りたい!」とやる気スイッチがオンになっていました。いい感じです。

 

さて、1月のおやじ旅で、のんびりと呑み鉄をした、JR飯田線の飯田駅前に、5階建てのビルが開業することになったそうです。2、3階部分は、公共エリアとして、市の公民館などを設けることになりました。

 

そこで、名乗りをあげたのが、地元の飯田風越高校です。企業と連携して、地域の人々のための交流の場をつくる企画をスタートさせたのです。生徒たちへのミッションは、公共エリアに設置が予定されている「交流の場」の充実策を企画することです。

 

まずは、ターゲットにしたのは、①電車を利用する会社員②小・中・高高校生③高齢者④子どもとその保護者です。企画の完成度を高めようとアンケートも実施しました。アンケートの意図は何か。獲られた回答結果をどのように企画に反映させるか。をじっくりと考えます。

 

ターゲットを設定することは、企業論理ですが、これを高校生が学ぶことで、マーケティング戦略を実際に考えるきっかけになるのです。

 

まだ企画途中ですが、「中・高校生の秘密基地」というコンセプトで、学習スペースや音楽スタジオ、ダンスなどの練習ができるホールがある・・・という案もあるようです。企画をより向上させて、飯田市へ提案を行っていくそうです。

 

大人では、なかなか発想が浮かばないような、高校生の企画を期待したいですね。