日本で「マスクなし」できるかな?

今日は、天気もいいこともあって、久々に「クマバチ」が、屋上を低空飛行しています。子どもたちは、虫アミをもって捕まえようと大忙しです。

 

さて、ここにきて、マスク着用についての基準が、政府から示されていますね。「外では不要」という流れになってきました。これから暑い夏に向かっていきますが、マスクが当たり前の3回目の夏になろうとしています。日本人は、マスクを歓迎している人もいれば、マスクで苦労している人もいますね。

 

ある女性は、「そういえばこの2年、まともに化粧をしていない」といいます。ゴールデンウイークに男友達とコロナ禍以降初めて会うため、化粧をしようとしたら、腕が落ちていたそうです。

 

また、昨年新卒で就職した女性は、入社時からテレワーク。先輩や同僚と職場で顔を合わせた回数はごくわずかで、オンライン会議で顔を見ているのに、リアルではマスクで顔が隠れているので、名前がわからない。取引先の担当の顔と名前も覚えられない。親しげに相手から話しかけられると、「この人、どこの何さん?」と戸惑ってしまうそうです。

 

世界は、マスク緩和に向かって進んでいます。イギリスは、屋内のマスク着用義務を撤廃、アメリカは、「公共交通機関ではマスク着用」という指針を発表したものの、フロリダ州の連邦判事が「マスクの義務づけは違法」との判決を出し、全米で着用義務が無効になりました。

 

日本人と違って、欧米では「国や行政に規制されたくない。自分たちの身は自分たちで守るものだ」という意識が強く、仮にマスクをしなくて感染者が増えたとしても、政府を批判することにはならないようです。

 

日本人の中には、「このままマスク生活が続いてほしい」と考える人もいます。いわゆる、マスク依存症になっている人が多いのではと言われています。

 

保育園では、外あそびで完全にマスクを外して熱中症対策に比重を置きます。

 

やっぱり、自分の判断で、マスクが本当に必要な時とそうでない時を区別し、屋外で必要ないときは、マスクをポケットにしまって思いっきり深呼吸をする。危ないと思ったら取り出し、緊張感をもって着ける。このメリハリで、マスク対応をしたいものですね。