少子高齢化の先の社会を考える

昨日のお迎えのシーンです。2歳児女の子のママが、約1か月半ぶりに出張から帰ってきたのです。出張期間中は、パパが奮闘し、ママとはテレビ電話で話すだけです。ママは、娘を見るとたまらず大粒の涙です。職員もつられて泣いています。感動の母娘の対面シーとなったのです。ママもパパもよく頑張りました。そして、2歳女の子は、ママの大きな愛情を受けて、メンタルも強く成長するのです。

 

さて、今年4月1日時点の15歳未満の日本の人口は1465万人で過去最少となってしまいました。対人口比も11.7%まで下がりました。代わりに増えているのが高齢者です。何と、日本は世界で唯一、15歳未満の子どもよりも75歳以上の後期高齢者が多い国になっているのです。

 

この問題は、今に始まったことではありませんので、驚く日本人も少ないと思いますね。ただし、今の子どもたちが、大人になる頃・・・20年くらい先には、日本の姿をどうしていくべきか、子どもたちのためにも考えないといけません。少子高齢化の先の社会をどうするかです。

 

定年70歳が当たり前になって、元気に働ける高齢者に支えてもらわないと・・・考えますが、高齢になっての学び直しや再訓練・生涯学習の機会を増やさないといけません。労働力のIT化もどんどん進める必要があります。

 

そして、いよいよ外国人を受け入れていかないといけません。移民の枠をどうやって段階的に増やしていくのか。同時に、学校でも外国人の子どもが増えていきます。外国の子どもたちへの指導・日本語教育もさらに必要になってきますね。すでに、自治体の中には、住民の5人に1人が外国人というところもあるので、参考例にもなるでしょう。

 

外国人が増えることで異文化理解を深めるチャンスととらえ、前向きに変化を受け入れないといけませんね。

 

ここら辺までが、私のような昭和のおやじが考えることです。でも、今の子どもたちなら、日本が高齢化社会になっても、もっと素敵な未来を描くことができることでしょう。さぁ~今から、新しい日本の姿を子どもたちと一緒に考えていきたいですね。